硬式野球部
HEADLINE

【硬式野球部】優勝遠のく手痛い敗戦

TEAM R H E
同志社 11
関学大 X

2024年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦

 9月30日、ほっともっとフィールド神戸(兵庫県)で2024年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦第4節2回戦が行われた。中盤の5失点が響き、最終回の反撃むなしく関学大に4-7で敗北した。

ホームに生還する浅野

 先に得点を挙げたのは同志社だった。関学大の好投手・百合相手に初回、浅野(法4)が左安打を放ち出塁する。浅野がすぐさま盗塁を決め、続く中田(スポ2)の投ゴロ間に進塁し1死三塁の好機をつくる。ここで辻井(スポ2)が打席に立った。3球目をライトに打ち上げ犠飛となり、先制に成功する。

先発の橋本裕

 その裏、リリーフ登板の多い橋本裕(商3)がマウンドへ。「最初から無失点で抑えていこう」(橋本)。リーグ戦初先発ながらストライク先行の投球で相手に付け入る隙を与えない。三者凡退でテンポよく打ち取ったが2回裏に関学大打線に捕まってしまう。先頭打者こそ三振で抑えるも後続に連続安打と四球を許して同点に追いつかれた。

ガッツポーズをする川久保

 その後は互いに1点ずつ追加して試合は6回裏を迎える。前日好投を見せていた安田(スポ1)がランナーを2人背負ったところで清川(経4)がマウンドに上がった。最初の打者から三振を奪い2死とする。続くバッターへ投げた9球目、打球は二遊間へ。捕球した堀内(法3)のフィルダースチョイスの間に勝ち越し点を献上してしまった。このプレーに動揺してしまったのか、清川が精彩を欠きその後も連打を許してこの回一挙5失点。勝ち点奪取への雲行きが怪しくなった。

マウンドに集まるバッテリーと花野監督

 5点差で迎えた最終回の攻撃。代わった相手投手を攻め込んで1死満塁の好機をつくる。ここで打席が回ってきたのは影山(スポ1)。2球目を外野へ大きく飛ばし、犠飛で1点を返す。続く辻井も適時二塁打で3点差まで関学大を追いつめる。2死二、三塁のチャンスで4番岡村(法4)に全てが託された。この試合ここまで無安打と苦しんでいただけに何とか意地でも一打を放ちたかったが、二ゴロに倒れてゲームセット。対関学大戦で2連敗を喫した。

 次戦の相手は近大。今節に勝ち点を落としたことで優勝への道は非常に厳しくなった。しかし、選手たちの戦いはまだ終わっていない。悔しさをバネに上位を目指し一戦一戦を戦い抜け。(文責:矢部彩香、撮影:金海彩夏、栗林真菜、沼野涼音、伊藤愛梨)

スタメン
(一)浅野 7
(二)中田 5
(三)辻井 2
(四)岡村 3
(五)牧原 8
(六)近藤 9
(七)川久保 6
(八) 堀内 4
(九)橋本裕 1

バッテリー

(同志社)橋本裕、中澤、阪上陸、安田、清川、岡ー辻井
(関学大)百合、大林、古川、登尾ー永谷

ページ上部へ