第45回全関西大学女子バスケットボール選手権大会
4月20日、神戸学院大学有瀬キャンパスにて第45回全関西大学女子バスケットボール選手権大会が行われた。同女は大阪公立大と対戦し、142-27で勝利を収めグループリーグ1位通過を果たした。
試合開始、大阪公立大のスリーポイントが決まり先制点を許す。すかさず小島(同女3)がスリーポイントを決め返した。両者譲らずシーソーゲームが繰り広げられる(7-7)。そこで差を突き放したのは同女。先に走る小栗(商2)にパスが通るとシュートにつなげ速攻が決まった。続けて小島のステップイン、石橋(経3)のスリーポイントがネットに刺さり、同女の流れをつかんだ。着実なシュート率を味方につけ29-9で第1Qを終える。
続く第2Q、ディフェンスで一線粘ると塚口が速攻に走った松居がバスケットカウントを決めた。「ディフェンスからの速攻がたくさん決まった」(石橋)。相手に流れを譲ることなく得点を重ね、62-16でハーフタイムへ。
オフェンスメイクを意識して挑んだ第3Q。プレッシャーをかける強靭(きょうじん)なディフェンスで相手のミスを誘う。ディフェンスに力を入れた練習が功を奏し、大阪公立大に1点も入れられることなく103-16で最終Qを迎える。
最後の第4Q。手元が緩んだ隙を狙われ、速攻を決められるもの、すぐさま福原(同女1)が巻き返す。残り13秒、同女がタイムアウトを取る。作戦通りスペインピックが決まり、最後に松居がシュートを決めた。1年生ではあるものの、持ち前の背の高さを活かしチームに貢献。新体制で挑んだ2試合目も100点以上の差をつけ、142-27で勝利を収めた。
次戦は秋季リーグで敗れた京都先端大。「チーム全員で目標を徹底して勝ちきりたい」(清水・文情4)。練習で磨かれたディフェンスを武器にリベンジに燃える。(河村柚希)