RIGAVIL CUP 2024 関西大学バレーボール連盟 男子1部 春季リーグ戦

　4月20日、天理大学杣之内第一体育館(奈良県)でRIGAVIL CUP 2024 関西大学バレーボール連盟 男子1部 春季リーグ戦の第３戦が行われた。同志社は龍谷大相手にセットカウント３－０で勝利を収めた。

　 第１セット、均衡を崩したのは中井(心理４)。ライトからサイドラインぎりぎりを攻めるスパイクで得点。さらに森川(商３)が2連続サーブで相手を崩し、チームは流れに乗る(10一5)。中盤以降はミドル中心にポイントを重ねる。21一18の場面では小笠原(法３)のサーブでブレイクすると、ラストポイントはエース森川のクイック。25一19でこのセットを奪った。

　第２セットも森川がサーブで崩し攻撃の隙を与えない(11一5)。また今季安定感のあるプレーを見せる大町が攻守ともに躍動。幾度となくチームを救う。このセットも25－16で連取し同志社の真骨頂を見せた。何とか取り切りたい第３セットは今日初めて追いかける展開に(３一4)。しかし、リベロの仲佐(スポ２)や中井が仲間を鼓舞し合う。そしてピンチサーバー小笠原がコートに入ると雰囲気が一気に変わり20一15。最後は金谷(心理３)のトスで中村(商４)
が得点し龍谷大相手にストレートで勝利を収めた。

　今試合で中井はチーム最多19得点を記録。「結構決めました。チームに貢献できたと思う」と笑みをこぼした。また、課題としていたミスの多さについては、「この1週間自分たちの失点をなくす意識でミスの数には徹底してこだわった。(今日は)ミスが少なかったのでよかった」(中井)と語った。
　次戦の関学大との一戦も勢いのまま勝利を目指す。(渡邉柚果)