バスケットボール部(女子)
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【女子バスケットボール部】3部準優勝で入れ替え戦へ

2024年度全関西大学女子バスケットボールリーグ戦

 10月13日、大阪電気通信大学四條畷キャンパスにて、2024年度全関西大学女子バスケットボールリーグ戦が行われた。同女は大阪電通大相手に57-65で敗北を喫した。
 大阪電通大は同女と同じくここまで全勝している相手。一人ひとりが高い技術力を持つ大阪電通大に勝利するため、先週でた課題を重点的に練習に励んだ。

1対1で相手ディフェンスを動かす福原(同女1)


 迎えた第1Q、序盤から速い展開が繰り広げられる。開始2分、福原、石橋(経3)らが立て続けにシュートを決めると、清水(文情4)が堅いディフェンスを見せ得点のペースを上げさせない。13-18と互角の点差で第2Qへ。

ボールを持つ塚口(同女1)

 第2Qはタイムアウト後に同女砲が炸裂。3分、相手のディフェンスに阻まれるも小栗が冷静にシュートを沈める。5分には福原、塚口が連続でスリーポイントシュートを決め同点に追いついた(25-25)。その後は攻守が激しく入れ替わる熱戦が繰り広げられるも29-28と同女リードで前半戦を折り返す。

ハイタッチをする左から清水、石橋


 第3Q、「今までの相手とは格段と違う」(清水)という言葉通り、技量を見せつけられる。前からプレッシャーをかけられ得点できない時間が続く。同女10ポイントに対し大阪電通大は19ポイント。一気に点差を離された(39-47)。
 負けられない第4Q。序盤、相手のファウルでフリースローを獲得すると落ち着いてシュートを決める(42-47)。しかし6分、わずか30秒で6連続得点を許しさらに点差を離された。そこから猛攻を仕掛け一時4点差まで追いつく(56-60)も依然として追う状況は変わらず57-65で敗北を喫した。

 今試合をもって準優勝で3部リーグ戦が終幕。清水が優秀賞選手賞を受賞した。試合後のインタビューで清水は、悔しげな表情を浮かべたが「この2週間で課題を克服して、次に挑む」とあらためて奮い立った様子だった。

優秀選手賞を獲得した清水


 昨季は2部12位。入れ替え戦の末3部降格が決定し涙をのんだ。今季は下級生が加わりわずか1敗と安定した強さを見せつけた。「次こそ絶対に勝って終われるように、みんなが笑顔でこのチームの締めくくりができるように」(清水)。4年生と臨む最後の試合で同女旋風を巻き起こせ。(渡邉柚果)

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