神戸親和女子大学(兵庫県)で2022年度関西女子学生バスケットボールリーグ戦・2部の試合が9月24日に開催された。同志社女子はびわこ成蹊スポーツ大学と対戦し、48-83で試合は惜敗した。
第1Qでは、相手のローテーションに圧倒されるも、素早い清水の切り替えが活躍し14-21で終了。「悪い流れを断ち切ることが出来なかった」。(清水)
第2Qでは、石橋が入り、2連続のシュートを見せつけた。先週から相手の攻めに合わせ、ゾーンディフェンスを練習してきたという。「ディフェンスで守ってからの速攻という形で何度か攻めることができたので良かった」(石橋)。しかし相手チームの堅いディフェンスに圧倒され、流れを変えることができないまま18-43で差をつけられ前半終了。
始まった後半戦。第3Qでは、勢いついたプレーを見せつけた。東の連続したシュートにより、試合の流れを変えようと試みる。監督からの「打てるところで迷わず打て」という言葉を胸に迷いなくプレーをする。38-65で終了。
第4Qでも、諦めることなく立ち向かうも、なかなかシュートが決まらない。両者とも疲れが見えてきたのか点は変わらずターンオーバーが目立った。しかし、相手の勢いは終盤にかけて増していき48-83で同志社の敗北が決まった。
4回生の2人が軸となり、チームを引っ張っていく同志社女子バスケットボール部。大庭は「後輩の多いチームなのでベンチで声を出し続けてくれている選手や出ている選手がいい表情でバスケットを楽しめるように采配したい」と胸の内を明かした。リーグ戦は折り返し地点となり、後半戦へと差し掛かる。チームの思いを背負い、最後まで諦めない。(撮影・湊結子 文責・大久保りんか)