2024年度 関西学生バスケットボールリーグ戦
9月21日、9月22日、向日市民体育館(京都府)にて、2024年度関西学生バスケットボール1部リーグ戦3、4戦目が行われた。 対するは、神医療大と大院大。調子を取り戻したい2戦となったが、どちらも1歩及ばす2連敗という結果に。開幕戦と合わせて1勝3敗となった。
対神医療大戦、スタートは磯部(経4)、石原(商4)、島倉(スポ3)、門川(商2)、西村(スポ2)。外国人選手に警戒しディフェンスを固め、石原のスリーポイントで先制する。波に乗った同志社は5点差をつけ勢いづくが、その後ファールが続くと相手に試合を優位に進められてしまう。外国人選手を中心にリバウンドを制され逆転を許し、第1Q(クォーター)を15-22で終えた。巻き返しを図りたい第2Q、スタートメンバーを総入れ替え。大澤(商1)が手足の長さを生かしたプレーでオフェンスリバウンドからのシュートを連続で成功させた。これを皮切りに1点差まで詰め寄ったが、相手の隙をついたカットインに対応できない。リードは広がり、30-41でハーフタイムを迎えた。
続く後半戦、序盤に石原がドライブで攻め込み巧みなフローターシュートを決めるが、神医療大の勢いは止まらない。的確なシュートセレクションでノーマークのスリーポイントを沈められた。開いた点差をキープされ迎えた第4Q。波多野(心理2)が速攻で力強いプレーを見せ点差を縮めるも1歩及ばず、最終スコア71-80で敗北を喫した。「スリーポイントの確率や、コミュニケーション不足があった。相手の流れをもっと掴んでいきたい」(大澤)。試合を振り返り、翌日の試合での挽回を意気込んだ。
迎えた大院大戦、前日と同じスタートメンバーで挑んだ第1Q。ティップオフでボールを奪いオフェンススタートとなる。門川のゴール下のシュートから連続して得点を奪い、8点差をつけた。しかし相手の速攻に対応しきれず連続得点を許し、そのまま逆転。さらに積極的なディフェンスが裏目に出てしまう。チームファールが重なりフリースローを何度も与えると、完全に試合の主導権を握られた。第2Q、門川のスクリーンプレーで切り込んだオフェンスをするも相手の徹底したディフェンスが待ち受ける。2対2を仕掛けた際のルーズボールを取りきれず相手にチャンスを献上。43-58と15点差を開かれ前半戦を終えた。
勝負の後半戦、相手にリードされたまま試合は進む。スリーポイントエリア外でのドリブルを得意とする選手が多い大院大に対して、ディフェンスを固めきれない。「リバウンドが取れないことが点差を開かれていった要因」(磯部)。最終クォーター、柄澤(スポ2)のドライブインでフリースローをもらうも気持ちの焦りからワンショット失敗。止まらない大院大の攻撃を迎え撃つことが出来ず、75-104で敗北を喫した。
勝ち越しを目指したが、無念の2連敗。次なる相手は大産大と京産大だ。「そこ2つ勝って、もう一度いい流れに戻したい」(磯部)。雪辱を果たしたい磯部組は、強豪相手に打ち勝つべく万全の準備で備える。次こそは、白星2つを期待したい。
(文責・髙橋舞衣、撮影・中嶋理博)