9月17日、関西大学にて2022年度関西学生バスケットボール1部リーグ戦4戦目が行われた。同志社は今年の西日本学生選手権王者・天理大と対戦し、59-56で勝利した。
スタートは廣瀬(法1)・尾上(商1)・那須・大西・藪田(法3)。序盤こそ身長差がある相手の攻撃にリードを許すも、その後は食らいつく。終盤、大西の3Pシュート2本で一気に同点へ。終了間際に相手に再びリードを許すも、17-20で第1Qを終える。
第2Q、那須がバスケットカウントからのフリースロー成功でこの試合はじめてリードを奪と、その後も一進一退の攻防が続く。同志社は必死の守備でゴール下からの得点を最小限に抑え、28-29で後半を迎える。
第3Q 、天理大の攻撃で試合がスタート。序盤は相手に流れを掴まれ、連続得点を許す。タイムアウトを取るが、苦しい時間が続いた。しかし、終盤に島倉のアシストで板澤(商3)がシュートを決めると、勢いに乗った同志社は那須の2P、島倉、大西の3Pシュートで点差を縮める。(38ー39)
第4Q 、開始早々に那須のアシストで板澤がシュートし、逆転。しかし、その後点差を広げることができず、残り11秒で同点まで迫られる。緊張感の走る中、3Pラインに立った島倉へ大西からパスが渡る。「打った瞬間に入ったと思った」(島倉)と放ったボールはリングを揺らし、59ー56で接戦を制した。
チームは連敗をストップし、勝率は2勝2敗の5分に。村井コーチは「同レベルのチームに負けるのがすごい響いてくる」と今後に向けて気を引きしめる。この日掴んだ1勝は、今後の勝利の積み重ねによって一層の輝きを放つだろう。次戦は24日、大体大との対戦で連勝を狙う。
【文責・撮影:林快人、河場真世】