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【ボート部】女子ペアが全日本制覇!

第102回全日本ローイング選手権大会

 6月20〜23日に海の森水上競技場(東京都)で第102回全日本ローイング選手権大会が行われた。同志社からは軽量級女子ペア、女子ダブルスカル、女子舵手なしクォドルプル、女子エイト、男子舵手なしフォア、男子クォドルプル、男子舵手付きフォアで1艇ずつ出場。女子ペアで清水(社4)・東野(スポ2)ペアが優勝、女子ダブルスカルで出場の落合(グロ地4)、児嶋(スポ3)が総合7位、女子エイトで出場の開髙(政策4)、清水、東野、森井(トヨタ)、田井(トヨタ)、児嶋、金谷(スポ2)、四方(陽進堂)、落合が総合4位入賞を果たした。

優勝した(左から)東野、清水

 4年生の清水にとって今年は最後の1年。入部してから「日本一」を目指し、日々練習に励んできた。昨年は東野と女子ダブルスカルで全日本選手権に出場し、準優勝を獲得。「優勝することしか頭にない」(清水)と昨年の悔しさを晴らすべく、今大会に臨んだ。本番の勝負強さを武器に予選をトップタイムで通過すると、難なく決勝へ駒を進める。迎えた決勝。スタートダッシュを決めると、息の合ったストロークで相手を徐々に突き放す。予選同様、立ち上がりから必死でオールを漕ぎ進め、首位を独走した。その後も最後までリードを保ち続け、1位でゴール。悲願の金メダルを獲得し、笑顔で喜びを爆発させた。

必死に漕ぎ進める女子ペア

 一方の女子エイトは、予選を2位で通過しA決勝へ進出した。力強いこぎで勝ち抜き、迎えた決勝。6艇中4艇が横並びにスタートすると、1000㍍地点で企業チームのデンソ―オルカリスが抜け出した。同志社も負けじと意地を見せ猛追。しかし、全力を尽くし順位を上げることを試みるも、差を縮めることができない。その後目標に設定していた06:40.00をクリアする06:33.02を出すも、4位でフィニッシュ。総合4位を獲得した。

総合4位を獲得した女子エイト

 次戦は7月に行われる関西選手権。「ここで満足せず、もっと上を目指していきたい」(東野)。さらなる成長を遂げる彼女たちの今後の活躍に目が離せない。(文責:中務桜々子、撮影:中務桜々子、一部ボート部提供)

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