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【ボート部】インカレ男子エイトで準優勝獲得!

9月8日〜11日、戸田ボートコース(埼玉県)に於いて第49回全日本大学選手権大会・第62回オックスフォード盾レガッタが行われた。同志社はインカレで女子シングルスカル7位、男子エイト2位の成績を収めた。

こぎ進める清水

女子シングルスカルには清水(社2)が出場。力強いこぎで勝ち抜き、迎えた準決勝。1位から6位を決定する決勝戦Aに入るべく、強気で挑んだ。序盤、好スタートを切り3位のポジションを保つ。さらに強みであるラストスパートを発揮し、1500㍍付近で2位の富山国際大を猛追。そのまま追い越し、2位でゴールすると思われた。しかし、ゴール手前でゴール地点を間違え、艇を止めてしまう痛恨のミスをする。そして2艇に抜かれ、悔しさ残る4位となった。準決勝の結果を踏まえ、7位から13位を決定する翌日の決勝戦Bへと進出。

入賞を狙いたい決勝戦。準決勝同様、立ち上がりから必死でオールをこぎ首位独走。1000㍍付近で一時明治大と競り合う展開を見せ、追い抜かれる。しかし前日の悔しさを糧に一段ギアを上げ、1位を奪還。勢いのままゴールし、全体7位を獲得した。

息を合わせる左・児嶋(スポ1)、右・谷本(スポ4)

次に女子ダブルスカルが出場。圧巻のこぎで予選をレース1位、準決勝6位の成績で通過し、決勝戦Bへと駒を進めた。

序盤、少し遅れを取り追いかける展開で始まった。龍谷大、関大の先頭集団に必死で着いていく。しかし1200㍍付近、後ろから京大の猛追を受け追い抜かされる。全力を尽くし順位を上げることを試みるも、差を縮めることができない。そのまま4位でフィニッシュ。全体10位の成績を収めた。

喜びをあらわにする男子エイト

最後に登場したのは男子エイト。予選を全体3位で通過した。4年生にとっては最後となるこの大会。日本一になることだけを夢見て今大会まで練習を積んできた。気合十分に決勝戦の舞台に臨んだ。

合図と同時に6艇が一斉に飛び出した。先頭に立ったのは同志社。好スタートを切り、1000㍍地点では2位と1.25秒差をつけ首位を独走した。このまま1位を獲得すると思われた。しかしゴール手前約200㍍付近で日大に逆転を許す。そのまま2位でゴール。脅威の0.77秒差で準優勝が決まった。

表彰式後、笑顔を見せる男子エイト

レースを終えて「日本一は取れなかったんですけど最後に1番いい成績を収めることができたので悔いはないです」(主将・岡本)と振り返った。33年ぶりの決勝戦Aに出場し、昭和54年ぶりの快挙を成し遂げ、インカレに終止符を打ったボート部。しかし彼らの日本一の旅はまだ始まったばかりだ。【文責・待鳥桜子、写真・丸山潤一郎】

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