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【馬術部】入賞多数で新チーム最高の幕開け

5月4日、5日の2日間にわたり三木ホースランドパーク(兵庫県)で第57回全関西学生馬術大会、第53回関西学生新人馬術大会が行われた。全関西では団体成績3位、新人戦では団体成績1位を獲得。個人でも多数入賞し、新チームは好調なスタートを切った。

武道(スポ 4)の走行から同志社の今大会は幕開けた。第1競技Lクラス障害飛越競技Aに同志社は2チームで参戦。まず武道、中村(経 4)、後藤(心 4)、増田(生命 4)、北井(GR4)の最高学年で編成されたチームAが走行を始める。
武道はゼレナVDLと安定した走行で減点0。好調な滑りだしかと思われたが、その後走者の失権や減点が続いた。しかしチームBの奥野(商2)、泉(社1)、武道、中村は減点の少ない安定した走りを見せた。特に泉は大学入学後初の大会。「同志社に貢献しようという気持ちで」と始めた走行は減点0、そして暫定トップのタイムを出した。続く武道が3秒早く完走し、個人成績1位を逃すも同志社が上位2位を獲得した。

泉・クアドリフォリオ

新人戦では馬場馬術で勝(社2)・ルールプロスパーペアが3位、池田(理工2)・シェズノアペアが1位という好成績を残し、1日目は終了した。

池田・シェズノア

そして2日目。去年も同じ種目に出場し2位を獲得した北井・シェズノアペアの馬場馬術。「去年ミスしてしまったところは修正できたが、違うところをミスしてしまった」と反省を口にし、昨年と同じ2位という結果に悔しさを滲ませた。

北井・シェズノア

その後今大会最も障害の高さが高い、Mクラス障害飛越競技Bが始まった。同志社からは武道、中村、泉が出場。難易度の高いコースを武道はシロッコプラダと共に減点0で走り抜けた。続く中村もこの波に乗りたいところだったが、第一障害でBIZザミーラが反抗。その後も飛ばないと判断したため、自らリタイアを申し出た。そして、期待のかかるルーキー泉。しかし、「前の競技のミスが響いてしまった」と2反抗による失権となってしまった。
この競技を減点0で走行したのは武道と関大の光森だけとなり、決勝戦のジャンプオフとなった。そんな中でも落ち着いて、小回りを意識した走行を完璧に終えた武道が見事1位を獲得。「春学はずっと2位続きだったのでやっと1位を取れて嬉しい」と今大会を振り返った。

武道・シロッコプラダ

全関西、新人大会ともに多くの賞を受賞した。それと同時に課題も露呈し、全関西総合優勝の目標には届かなかった。7月の夏学、その後の全日本での優勝を目指し、馬術部の歩みは始まったばかりだ。【橋本純】

賞状、トロフィーを持つ選手たち
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