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【フェンシング部】フルーレ個人戦、奮闘するも惜敗

 11月15日に2022年度全日本フェンシング選手権大会・フルーレが大山崎町体育館にて開催された。男子個人戦で柏原(商3)が9位という結果を残した。

 関東で勝ち抜いてきた剣士達が集まる今大会。トーナメントの予選から予想できないような激戦が繰り返された。予選を突破したのは、田中(経4)、遠藤(商2)、柏原だ。柏原は全勝し、シード権を獲得した。

 迎えたトーナメント1回戦。田中、遠藤ともに序盤から相手の勢いに圧倒され、連続失点を許してしまった。その後、巻き返しを図るも、リードは埋まることなく大きく点差を開いたまま敗北を喫した。

果敢に攻撃する田中

 トーナメント2回戦から柏原が出場した。対戦相手は田中が1回戦で負けた相手。リベンジを果たしたいところだ。しかし、相手の勢いは止まらず、4連続失点を許してしまう(2-6)。ただ、柏原も奮闘し、リードを1点差まで縮めることに成功(11-12)。容赦ない攻撃を続け4連続得点、そのまま15-12で勝利した。

喜ぶ柏原

 流れを引き寄せたまま行きたい3回戦目。1点目から激しい一進一退の攻防を繰り広げる(6-6)。しかし、敵の猛攻撃によって3連続失点(6-9)。自身の守りを強めつつ、相手の隙を突く攻撃スタンスでリードを許さず何度も逆転してはされるを繰り返した(11-12)。その後3連続得点し、勝利にリーチがかかる(14-12)。「最後ちょっと甘えが出てしまった」(柏原)。誰もが勝利を確信したが、相手が底力を発揮、14-15で敗北を喫してしまった。「去年と一緒のところで負けてるんで、嬉しいのもあるけど、やっぱり悔しいという気持ちもある」と振り返った。

ハイタッチをする田中(左)と柏原(右)

 明日はフルーレ団体戦。明日が4回生にとって最後のインカレだ。「このチームでする最後の試合なんで、後輩達のためにも、1つでも多く勝ちたい」(田中)。今までの練習の集大成を見せ、ひとつでも多くの勝ち星をあげよ。(文責、撮影・平沼栞)

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