5月28日に同志社大学サッカー場で関西学生女子サッカー春季リーグ第4節が行われた。同志社は大阪国際大と対戦し、2-1で勝利。今節初の勝ち点を手にした。
試合開始直後から試合が動いた。前半13分、相手にボールを奪われてから、一気に攻められCKを献上。一度はキーパーが防ぐもこぼれ球をサイドバックの選手に弾丸シュートを決められ、試合早々追いかける展開になった。追いつきたい同志社は前半22分、梶(政策3)が相手のパスボールを奪うことに成功。ドリブルで相手選手を抜き、シュートを放つもキーパーに阻まれた。前半34分にもCKを獲得するも好機活かせず無得点。苦しい展開に置かれても選手たちが諦めることはなかった。前半終了間際、FKのこぼれ球を奪った同志社は速攻で反撃しCKを獲得。松本(文情2)の絶妙なキックを滋野(理工1)がインフロントで押し込み同点に追いついた。前半43分にも岩井(スポ1)がサイドを抜け出し、梶にパス。そのままシュートを放ち、得点にはならなかったものの良い形で前半を終えた。
逆転したい後半戦。序盤から同志社が試合の主導権を握った。後半4分、裏パスが松本に通り絶好のチャンスを得るもオフサイド判定。その後も果敢に攻め続け迎えた後半14分、拮抗(きっこう)していた試合が動いた。またも松本の縦パスが堀(スポ2)に通り、キーパーを交わしてシュート。ゴールネットを揺らし、遂に逆転に成功した。同志社はそのまま逃げ切り、大国大に勝利。今節初の勝ち点をあげた。
「諦めなかったからこその勝利でした」と主将若林は笑顔をみせた。今日の勝利で流れを掴んだ同志社。次の試合も一致団結し、全員で勝ち点を撮りに行く。(文責・駒嶺錬、写真・家村有多)