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【柔道部】関西3位で全国大会へ駒を進めた

2023年度関西学生柔道優勝大会

 5月28日にベイコム総合体育館(兵庫県)で2023年度関西学生柔道優勝大会が行われた。男子団体は3位、女子団体は2部で準優勝を決め、男女ともに全日本学生柔道優勝大会の出場を果たした。

一本勝ちを決めた瀬戸

 男子団体は2回戦からの出場で、初戦は京産大と対戦。先鋒の瀬戸(社3)が試合開始後すぐに、背負い投げの一本勝ちでチームに大きな勢いを与えた。次鋒は一回生ながら活躍をみせる高井(法1)。相手に3回指導がはいり、反則負けで二つ目の白星を獲得した。幸先のいいスタートを切り、完全にペースをものにした同志社。その後も立て続けに三将・丹波(社4)と大将・菅本(商4)が一本勝ちを制し、4ー1で3回戦へと進んだ。この時点で同志社は全国出場を決めた。

〈1試合目 試合結果〉

先鋒 瀬戸 ○一本勝ち

次鋒 高井 ○反則負け

五将 児島 △引き分け

中堅 永竿 △引き分け

三将 丹波 ○技あり  一本勝ち

副将 内田皓 ●一本負け

大将 菅本 ○一本勝ち

技を仕掛ける高井

 続く3回戦は去年敗北を喫した甲南大と対戦。緊張の中、初めに畳に上がったのは先鋒・高井。果敢に攻めるも、思うように技がかけられない。結果は引き分けで後続につないだ。次に登場したのは次鋒・永竿(法3)。相手の隙を突き、内股でを鮮やかに決め一本勝ちを決めた。続いて五将・瀬戸、中堅・菅本、三将・丹波が怒涛の勢いで一本勝ちを収め、甲南大を圧倒。副将・内田(法4)と大将・外村が連続して引き分けが重なるも、4ー0で完勝し準決勝へ駒を進めた。「確実にチームは強くなっている」(丹波)。昨年の悔しさを晴らす見事な一戦となった。

〈2試合目 試合結果〉

先鋒 高井 △引き分け

次鋒 永竿   ○一本勝ち 内股

五将 瀬戸   ○技あり 一本背負い

中堅 菅本   ○一本勝ち 小外刈り

三将 丹波   ○一本勝ち 返し技

副将 内田皓   △引き分け

大将 外村   △引き分け

相手と組み合う丹波

 準決勝は関大と対戦した。決勝進出を目標に挑んだ丹波組にとって絶対に負けられない一戦。緊迫した空気の中、先鋒として高井が登場した。なんとしてでも白星を挙げ、好調な滑り出しを見せたい一戦目。しかし引き分けに終わり、次鋒・瀬戸に託したが肩車で投げられ敗北を喫した。続く五将・永竿も指導が重なり、反則負け。中堅・外村、副将・菅本は一進一退の攻防を繰り広げるも、技を決めきることができず試合は引き分けに持ち込む善戦を見せた。準決勝で唯一勝利を挙げたのは三将で出場した丹波。大内刈りの一本勝ちで主将としての意地を見せつけた。しかし結果は1-3で同志社の敗北。圧倒的な実力差は見られなかったが、惜しくも目標であった決勝進出は叶わなかった。

〈準決勝 試合結果〉

先鋒 高井   △引き分け

次鋒 瀬戸   ●一本負け 肩車

五将 永竿   ●判定負け

中堅 外村   △引き分け

三将 丹波   ○一本勝ち 大内刈り

副将 菅本   △引き分け

大将 内田皓   ●一本負け 大内刈り

全国出場を決めた柔道部

 一か月後に控える全日本学生柔道優勝大会。「準決勝は接戦の中負けてしまったので、そこを勝ち切れるように一か月練習を積んでいきたい。」(丹波)と意気込みを語った。全国ではベスト16を目標に掲げ、男女ともにさらなるハイレベルな戦いに挑む。

(文責・早川京、撮影・丸山潤一郎、早川京)

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