関西学生女子サッカー秋季リーグ 2部
9月22日に同志社大学京田辺キャンパスサッカーグラウンド(京都府)で行われた関西学生女子サッカー秋季リーグ 2部 第3節。同志社は兵庫教育大と対戦し、試合のペースを握らせず26-0で圧勝。今季リーグ初の白星を挙げた。
激しい雨がグラウンドに打ちつける中、前半がキックオフ。立ち上がりから相手を寄せ付けない華麗なパス回しで試合を牛耳る。序盤から攻め込まれることなく相手陣営に攻めあがる一方的な展開になった。開始3分で同志社が先制点を挙げる。大山(経1)のCK(コーナーキック)がコーナーポストに弾かれるが、こぼれ球を西尾(スポ4)が押し込んで1点を獲得。前半7分、流れをつかむと梅田(スポ2)のカーブを描いたミドルシュートが決まり、リードを広げる(3ー0)。クーリングブレイク後も同志社の勢いは止まらない。永野(法2)が前半32分から3連続ゴールを獲得(8ー0)。「クロスから得点に繋げることができた」(永野)。日々の練習の成果を存分に発揮し、チームを鼓舞した。同42分、梶(政策4)のアシストで滋野(理工2)が軸足でミドルシュート(11―0)。圧倒な力を見せつけ、12―0で前半はタイムアップした。
後半戦がスタート。ハーフタイム後、走り出したのは同志社。大山がFKを沈め、開始2分で1点を挙げた(13―0)。3度のオフサイドをとられるも、永野や梅田が得点を重ね、点差を広げる(15―0)。しかし、中盤はあと一歩のところで相手GKに止められる場面が多くみられた。それでも果敢に多種多様な攻撃を繰り出し後半23分で17ー0を記録。「色んなパターンで点が取れていた」と奥井学生コーチ(スポ4)は今日のプレーに対し、称賛の声を上げた。その後、滋野のショートコーナーで岩井(文情2)の鋭いパス。柚木崎(スポ3)が正確なシュートを決め、完璧な形で18点目を挙げた。終盤になって同志社の攻撃が激化。怒涛の勢いで得点を重ね、梶が26点目を決め26ー0で試合終了のホイッスルが鳴った。
「コンスタントにずっといい形で得点できた」と主将・西尾は笑顔で今試合を振り返った。次節の相手は春季リーグで勝利した立命大。チームとしては連勝を続けたい場面でもあり、且つ同立戦ということもあり絶対に負けられない一戦だ。いい流れのまま、クリーンシートを目標に勝利をつかみ取れ。(文責・三宅希和、撮影・駒嶺錬)