第71回関西学生アイスホッケーリーグ戦
9月23日、関西大学たかつきアリーナ(大阪府)で第71回関西学生アイスホッケーリーグ戦が行われた。2回戦目となる今試合は大工大との対戦。8ー1で圧倒的差をつけ、大勝利を収めた。
第1ピリオド開始3分、岩本(法4)が辨野(法3)のアシストにより先制点を挙げるとと同志社が完全に主導権を握った。パックを相手陣地に持ち込み、相手陣営で戦いを繰り広げる。同4分に大久保(法1)がペナルティーで退場するも、積極的な攻撃で相手に流れを渡さなかった。試合後半、幾度となくシュートチャンスが続くも得点を決めきれない。両者ともに得点板を動かすことなく、第1ピリオドのホイッスルが鳴った。
続く第2ピリオド、開始4分に辨野から繋がれたパスを金山がゴール近くにいた加藤(法4)にアシスト。力強いシュートすると、追加点を挙げた。続けて同7分に水橋(商4)が左前から打ったパックがGK(ゴールキーパー)のゴールの隙に入り込みゴール。前半15分で2点リードで第2ピリオドを折り返した。
同12分、再び同志社にチャンスが訪れる。岩本、阿部(商2)のアシストにより、ルーキー大久保がシュート。勢いは止まることなく、第2ピリオド終了間際に八巻(法2)のアシストにより再び加藤がシュートを決めた。0-5の5点リードで最終セットへ。
迎えた第3セットでも主導権は握り続け、相手の守備陣を崩していく。開始7分、金山が渡したパスが八巻の後ろに回った。パックを受け取ると、細かく動かし隙を狙ってシュート。すると、10秒後に再び加藤、金山のアシストにより八巻が連続で得点をあげた。
同8分に小林(法2)、同11分に再び岩本がゴールを決めると、9点差をつけた。しかし試合残り6分。試合の流れは変わり、ペナルティーにより数的不利な状況となった。優位な状況から変わりパックを自陣に追い込まれると、残り5分でパックを押し込まれた。
「反省がある試合だった」(加藤)。1点の最小失点に抑えたものの、完封勝利とはならなかった。「来週の関大戦でしっかり勝って1位でいきたい」(八巻)。目指すは関西王者。春リーグで敗北した関大に今度こそ勝利を収めるべく、日々鍛錬を重ねてきた。チーム一丸となって、頂を目指し駆け巡る。(文責・白川愛梨、撮影・元永侑里)