サッカー部(男子)
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【サッカー部男子】連敗止められず、最下位転落

第102回関西学生サッカーリーグ

 6月2日、皇子山総合運動公園陸上競技場(滋賀県)で第102回関西学生サッカー1部リーグ前期第8節が行われた。同志社は立命大と対戦し0-3で敗北した。

 スタメンには、GK波多野(スポ3)、DFに鈴木(法3)、廣島(社4)、小山(法4)、本田(経4)、MFに馬場啓(文情3)、宗川(法4)、杉山(スポ2)、中山(商2)、FWに野頼(法2)、鹿取(商3)が起用された。

 前半に3点を決めるも後半で2点を取り返され、3-2での1点差勝負となった昨秋の一戦。2季連続での勝ち点獲得を目指し、スタンドには應援團指導部とチアリーダー部が応援に詰めかけた。

応援が詰めかけたスタンド

 試合開始直後、主導権を握ると何度もゴール前へボールを運ぶ。前半10分、初スタメンとなった鈴木が右サイドからロングスロー。ゴール前に届いたボールを鹿取がゴールを狙うも、ボールは枠外に逸れた。同20分にも続いて好機が訪れる。中山が左サイドから1人でドリブルで切り込み、中央まで運ぶとシュート。しかしボールは上に逸れ、先制点を獲得できない。

ボールを奪おうとする中山

 同30分、スコアが動いた。相手DFが中盤の左サイドからドリブルで切りみシュート。先制点を献上した(0-1)。このゴールで勢いに乗った相手は再びゴール前にボールを入れる。しかし、2試合連続スタメン出場となった馬場啓のクリアで失点を防いだ。しかし流れを取り返すことは容易ではない。前半終了間際、左サイドからのクロスボールに頭で合わせた相手に、追加点を献上した(0-2)。

相手を交わす鈴木

 ハーフタイムは大雨に見舞われるも、應援團チアリーダー部・エンジェルスとの合同スタンツを組み、より会場が盛り上がる。後半開始後は、前半に取られた2点を取り返すべく、必死にピッチを駆け抜ける。後半にも立命大と同じ9本のシュートを打ち込むも反撃叶わず。さらに1点の追加点を決められ、0-3で試合終了となった。

ヘディングする廣島

 5連敗を喫し1部リーグ最下位へ転落。「主導権を握ることもできるようになってきている中で、やっぱり点を取るっていう、最後のフィニッシュの精度やスピード、オス行ったところの足りなさと決めきれない状況の中で守備で我慢するっって言うところがチームとして確立できていない」(望月監督)。指導官は厳しい意見を口にした。

 関西リーグは今節を持って約1カ月の中断期間に突入し、来週からは関西選手権が始まる。「トーナメントだから負けたら終わり。京都府選手権で京大に負けているので、チームの立て直しと、点を返すと言うところはやっていかないといけない」(望月監督)。京都府選手権での借りを返すべく、チーム一丸となって次戦に挑む。

(浅川明日香)

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