サッカー部(男子)
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【サッカー部男子】得点挙げるも一歩及ばず初戦敗退

 9月4日、セイホクパーク石巻(宮城県)で第48回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント1回戦が行われた。同志社は慶大と対戦し2-3で敗北した。

 スタメンには、GK波多野(スポ3)、DFに本田(経4)、小山(法4)、金沢(スポ4)、長野(スポ2)、MFに廣島(社4)、安井(政策3)、宗川(法4)、 中山(商2)、FWに野頼(法2)、鹿取(商3)が起用された。

 14年ぶりの出場となる今大会。「一戦必勝で、目の前の試合に勝てるように準備したい」(國嶋)。頂点を目指し、チーム一丸となって初戦に臨んだ。試合開始から、両者一進一退の攻防を見せる。前半19分、絶好の得点機会が訪れる。相手陣地で野頼がパスカットすると、鹿取にダイレクトパス。ゴール右前から放ったシュートは惜しくもポストに弾かれ、チャンスを決めきることができなかった。

ボールを奪い合う野頼

 その後も試合は動かずATへ突入。両者スコアレスで前半終了かと思われたが、相手の華麗なパス回しに翻弄(ほんろう)される。ロングパスをゴール前で切り返されると、左に構えた選手が走り込みシュート(0-1)。45分終了間際に痛恨の失点となった。

 後半は激しい戦いが繰り広げられた。流れを変えようと後半16分、宗川に代わり楠見(政策4)が投入される。何度も果敢に攻め続けチャンスをつくり出すも、得点につながらない。同14分、21分に連続で追加点を決められ、2得点を献上した(0-3)。

頭を抱える小山

 しかし、その4分後にイレブンが逆襲を仕掛ける。中山と前田(スポ3)が交代した直後、長野のアシストから小山のヘディングが決まり、初得点を獲得した(1-3)。その後長野と鈴木良(法3)、安井と馬場啓(法3)が交代し、布陣を大きく変更。逆転に向けて勢いづいた。

キックをする鈴木良

 同37分、再びチャンスが訪れた。鈴木良のロングスローを相手GKが弾くと、そのこぼれ球を鹿取がシュート。ボールはゴール左下に吸い込まれ、2得点目を挙げた(2-3)。

笑顔を見せる鹿取

 同点弾を狙い、最後まで決して諦めない選手たち。しかし努力は実らず、試合終了のホイッスルが鳴った。

 今回の結果に望月監督は、「主導権を握れなかったところが大きい。イメージともプランともずれてしまった」と語った。約2週間後には秋季リーグ戦が開幕する。「気持ちの面でしっかり準備して、クリアな気持ちでリーグ戦の後期の開幕を迎えたい」(望月監督)。この悔しさをバネに、リーグ戦で飛躍を遂げろ。(文責・村川愛実、大橋楓子、撮影・浅川明日香)

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