第61回全国大学ゴルフ対抗戦
6月19日から6月21日の3日間にわたって、苫小牧ゴルフリゾート72エミナゴルフクラブ・南コース(北海道、6927ヤード、パー70)にて第61回全国大学ゴルフ対抗戦が行われた。西山組は西山(生命4)、上久保(商4)、下園(経3)、木村(商2)、井土(スポ1)、ゴヴォロヴスキー(商1)の6名全員で力を合わせ、大会を戦い抜いた。3日間ラウンドを周り、結果は去年の13位から大きく順位を上げ全体7位につけた。
初日は北海道苫小牧の芝生に慣れていなかったのかチーム全体で流れを掴めない。「後半で大きく崩してしまった」(ゴヴォロヴスキー)。木村、ゴヴォロヴスキー、井土がそれぞれ75以上を記録してしまう。そんな中、主将の西山と下園の上級生らがチームをけん引。下園はパー、西山は2オーバーで全体11位を記録した。出遅れた結果になってしまい、決理想のスタートダッシュではなかったが残り2日間巻き返しを誓う。
2日目は1日目と天気が一変しところどころ雨が降る曇り模様。ゴルファーたちを惑わせる不規則な風が吹いた。しかし選手たちは動揺せず、日々の練習で磨いてきた実力を発揮。西山は今大会チーム初となるアンダーを記録する。「自分はチームを奮い立たせる役」(ゴヴォロヴスキー)。下園と木村はパー、ゴヴォロヴスキーが2オーバーで主将に続き好成績。この日の記録は全体3位につけるもので、選手一人一人のポテンシャルの高さを示した。そして2日間の合計で8位にまで駆け上がった。上位のチームともわずか数打差と3日目で逆転を狙う。
入賞を目指し迎えた最終日、天気が持ち直し晴れ空が広がった。下園は安定感のあるゴルフを続け1アンダーで3日間を通してチームベスト。西山とゴヴォロヴスキーも1オーバーでエースを援護し、最終順位を7位で3日間を締めくくった。
4位の近大とはわずかの6打差と、さらに順位が期待できたばかりに初日が悔やまれる結果となった。それでも昨年より6つも順位を上げ、大きな戦果を経た今大会。2日目の快進撃は優勝も見据えることもできる理想のゴルフといえるものだった。ここから夏の練習や個人戦を経て、秋の対抗戦で存分に力を示し関西優勝を狙う。(中嶋理博)
成績詳細〉
1日目
(out)・(in)=total
西山35・37=72
下園37・33=70
木村37・38=75
井土38・39=77
ゴヴォロヴスキー44・34=78※
Total294
2日目
(out)・(in)=total
西山36・33=69
下園36・34=70
木村37・33=70
井土40・37=77※
ゴヴォロヴスキー37・35=72
Total281
3日目
(out)・(in)=total
西山39・32=71
下園34・35=69
木村38・39=77※
井土37・37=74
ゴヴォロヴスキー34・37=71
Total285
GRAND TOTAL860