ハンドボール部(女子)
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【ハンドボール部女子】全日本インカレ初戦敗退の悔しさ次世代に託す

11月4日、函館アリーナ(北海道)にて、富士大戦が行われた。

全日本インカレベスト8の目標を掲げる佐藤組にとって、この一戦は勝利が必要不可欠である。

先制点を奪い、上々の立ち上がりを見せたかのように思われたが、後半戦は一進一退の試合展開となった。大きく点差を広げるも、逆転を許し、32ー35で敗北を喫した。

前半1分、今谷(スポ2)の力強いシュートで先制点をあげる。試合は優勢に進み、流れは自陣に。続いて2得点目を獲得するも前半6分、同点に追いつかれる。流れを敵に渡し、前半12分には逆転を許した。しかし、同志社も負けじと必死に食らいつく。

前半15分、堀(スポ3)のポストシュートで試合の流れを大きく変え、チームを勢いづける。連続5得点を決め、相手を翻弄した。その後は取られたら取り返す拮抗した展開の末、リードを守り抜き、前半を18―12で試合を折り返す。

シュートを打つ(堀スポ3)

6点リードで迎えた後半戦。試合を動かしたのは富士大。先制点を奪われるも、後半8分、南川(スポ4)のポストシュートで同点に追いつく。さらに後半8分には連続5得点を獲得し、8点差まで大きく点差を広げる。

ペナルティシュートを放つ(南川スポ4)

しかし、そこから相手の猛追が同志社を襲う。相手の力強いシュートやペナルティシュートを決められ、3得点差に迫られる。観客から全員で声を出す相手に圧倒され、徐々に流れを敵に渡し、後半24分には逆転を許す。反撃を狙う同志社だが、勢いを引き寄せ切れず、試合終了の笛が鳴り響き32ー35で黒星をあげた。

接戦をものにする勝負強さを見せた前半に対し、後半は反撃することができず、無念の初戦敗退となった。

次世代に襷をつなぐ。新たに始まる春季リーグ戦に向けて、新体制でさらなる挑戦に挑む。(文責:小野里律子、撮影:長瀬来瞳)

 主将(佐藤スポ4)へのインタビュー

・富士大学は同志社にとってどのような相手
ーーー東北のチームで全くやったこともないので、自分たちとしてはとりあえず自分たちがやるべきことをやって勝つっていう風に対策してました。あとはビデオも見て、相手の特徴をしっかり掴んで、自分たちがしっかり守って点数取ることで勝つっていうことを目標にしていました。
前半と後半それぞれの総括
ーーー前半、立ち上がりがすごい悪いわけじゃなかったんですけど、やっぱりなかなか点数を離したいところで離せないところが課題です。前半は勝って終われたけど、やっぱり後半は出だしっていうところで、「後半の出だしが大事」っていうことを話してたのに、後半連続で何点も点数入れられたところから、自分たちが自分たちで首を絞めて苦しい展開にしてしまったところがあって。後半の途中は自分たちが8点差まで空けれたので、そういった流れを自分たちで作ることができたのは成果点です。しかし、その後のディフェンスとかで一つミスをしてしまうと連続でミスが続いて、向こうの流れになってしまって逆転負けを許してしまったので、やっぱり自分たちがミスしたときの悪い流れを断ち切る力が同志社には足りてないかなというふうに感じました。
・全国ベスト8という目標に対し、この結果を受け止めて率直な気持ち
ーーー正直ここで負けると思ってなかったので、まだ実感の自分でもないですし、でも私たちのチームでしっかり力を出せれば目指せるところを出しきれなかったのは悔しいです。
・次世代へのメッセージ
ーーーやっぱり、自分たちの力があるのに勝ちきれないというのは何年も経験していることだし、 来年こそは目標を達成して欲しいと思います。まずはIPUのリベンジをしっかり果たしてほしいです。

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