令和6年度関西学生ハンドボール選手権大会
9月22日、関西福祉科学大学にて令和6年度関西学生ハンドボール選手権大会が行われた。同志社は関西福祉科学大と対戦し、33ー22で快勝を収めた。
試合を動かしたのは同志社。
前半1分、川野のサイドシュートで先制点を挙げる。すぐさま20秒後に1得点を許すも、その後連続5得点を決め、幸先の良い滑り出しを見せた。「スタートのメンバーが最初を大事にしようということでそこをしっかりプレーで体現してくれた」 (堀)。同8分、今谷が相手ディフェンスの隙をつきサイドシュートを放つと葛谷、山道が立て続けにバウンドシュートでネットを揺らす。一人一人が自分の役割をコートで発揮し、拮抗した展開の中、全員が声を出しチーム力で相手を圧倒した。同15分の段階で10得点差をつけ、ミスを最小限に抑えながらプレーする。丁寧なパス回しで得点を重ね、相手に得点を与えず17ー12で前半を終えた。
迎えた後半戦は、前半の同志社優位な試合ではなく、点を取って取られる試合が続いた。後半13分、矢田が武器であるロングシュートを放ち、15分に鍋島がバウンドシュートを決める。相手も負けじと食らいついてきたが、堅いディフェンスでチャンスすら与えない同志社。終盤は同志社の猛攻は止まらなかった。「オフェンスが上手くいった」(堀)。同24分に山道からパスを受け取った今谷がジャンプシュートを決める。ベンチからも声を出し、ひとりひとりの活躍を全員で喜び試合を活気づける。圧倒的なチーム力を見せつけ、同志社の勢いは止まらず33-22で快勝を収めた。
秋季リーグ戦も残り4戦。「この先は大切な試合が続くから同じメンバーでずっとプレーすることは厳しい。だから一人が役割を果たさなければならない」(堀)。残り4戦も白星を勝ち取るべく、鍛錬積む。(小野里律子)