10月2日、関西学生ハンドボール部秋季リーグが関西福祉科学大学体育館(大阪府)にて行われた。相手は京産大。勝てば引退戦となり、負けると入れ替え戦が決定する重要な試合。序盤は同志社リードで進んだが、途中逆転され相手を追う展開に。最後まで粘りを見せたが勝ち切ることができず僅差で白星を逃した。
先制点を決めたのは同志社。開始42秒梅村(商・2)が得点を奪う。そのまま得点の取り合いが続き、前半12分まで同志社がリードを奪った。しかし13分同点に追いつかれるとそのまま逆転を許し3点差に。同志社側がタイムアウトを取るも、連続で得点を奪われ5点差をつけられる。少しずつ点差を縮めるも前半が終了。10対13の3点ビハインドで後半を迎えた。
続く後半。点の取り合いが続き、点差を縮めることができず、京産大を追いかける形で試合が進む。後半21分相手の反則により流れが同志社に到来。ペナルティシュートを着実に決め、徐々に相手の点数に近づく。ミスからボールを取られるもキーパー大森(商・3)の活躍もあり、徐々にディフェンスも機能し始めた。一時は2点差まで追いつき、点を取りきれず試合は終了。25対28で無念の敗北となった。
リーグ9位となった同志社は入れ替え戦が決定。敗北すると2部リーグへの降格が決まる。「なんとかして1部残留して来年に繋げたい」(佐藤・スポ健4)。今チーム最終戦となる入替戦。チーム全員で最終戦を勝利で飾り、1年間の集大成を見せつける。(柴田菜々子)