アイスホッケー部
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【アイスホッケー部】追い上げ見せるも及ばず惜敗

10月22日に関西大学たかつきアイスアリーナ(大阪府)で第70回関西学生アイスホッケーリーグ上位戦が行われた。2戦目は立命大と対戦し、3-4で敗北した。

パックを追う福井(法2)

 立命大は予選リーグ最終戦で勝利を収めた相手。前日の関学戦で白星発進を遂げた同志社は、ここで確実に勝利を重ねる気持ちで試合に望んだ。

 第1ピリオド試合開始から同志社が主導権を握る。開始1分福井(法2)のアシストから八巻(法1)がゴール前でシュートを試みるもセーブされるが、同3分には相手2人のペナルティで5対3のパワープレー(数的有利)。この絶好のチャンスに攻撃陣の勢いも加速し、加藤(法2)のアシストから芹田(文情4)がゴール左からパックを押し込み先制点を挙げる(1-0)。

 その後は反撃に燃える立命大の反撃が続く。開始12分、相手にパスカットされると勢い止められず失点。1-1で第1ピリオドを終えた。

喜ぶ選手たち

 続く第2ピリオド、前半戦は両者譲らず同点のまま拮抗した展開が続く。前半3分、水橋(商3)がパスカットから敵陣までボールを繋ぐも得点には繋がらない。その後、シュートチャンスを幾度も作り出すも相手GKのナイスセーブに阻まれる。試合が動いたのは同14分。相手にロングシュートを決められ、その1分後にはゴール前でパックを押し込まれ、一気に2点を失う。巻き返しを図るも、シュートチャンスを作り出せず、2点ビハインドで第2ピリオド終了(1-3)。

GK加藤(法4)

 雰囲気良くプレーしようと切り替えて臨んだ第3ピリオド。何としてもここで追いつきたい同志社。しかし、自陣に果敢に攻め込まれ苦しい展開が続く。そんな中で開始5分、相手に自陣ゴール前でかわされゴール左上にシュートされる。残り時間15分で4-1の危機的状況に。「連携が相手の方が整っていて、第2、3ピリオドで上手くやられた 」(村上・スポ健4)と振り返る。

 後がない同志社は冷静にシュートチャンスを伺う。すると同9分、八巻のアシストから阿部の正面から得点。さらに残り1分半で村上のパックを浮かせたロングシュートが決まり、怒涛の追い上げを見せるも3-4で試合終了のブザーが鳴った。

仲間にパスする近藤(スポ健4)

 「第3ピリオドは次に繋がる試合が出来たのではないかなと思う」(野呂・法4)と今日の試合を前向きに振り返った。28日には王者関大との戦いが待ち構え、上位リーグでの最後の試合となる。「何とか食らいついて2勝出来れば」(野呂)。残すはリーグ最終戦、野呂組の意地を見せつけろ。【文責・岡本和香、撮影・小島葵】

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