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【柔道部】優勝候補相手に奮闘するも三回戦進出ならず

男子25回女子15回全日本学生柔道体重別団体優勝大会

 10月21、22日、ベイコム総合体育館(兵庫県)にて男子25回女子15回全日本学生柔道体重別団体優勝大会が行われた。4回生にとって最後となった今大会。2回戦に強豪校である東海大相手に奮闘するも、0-7で惨敗を喫した。

相手と組み合う菅本

 男子の全階級が戦う団体戦。1回戦の相手は東亜と対戦した。メンバーは先鋒・田中(経4)、次鋒・菅本(商4)、五将・薬丸(文情3)、中堅・外村(政策3)、三将・高井(法1)、副将・永竿(法3)、大将・児島(商1)で挑んだ。

 先鋒の田中、次鋒の菅本、五将の薬丸が三連続引き分けで後続につなぐ。互角の試合が続く中、流れを変えたのは中堅外村。強気な姿勢で畳に上がり相手に立ち向かう。開始約2分、見事一本背負いで同志社の先制点を決めた。三将高井は相手に指導を三回引き出し得点を追加。続く副将永竿は足技で果敢に攻め、大外刈りで同志社の三点目を奪取した。大将の児島は引き分けに終わったが、3-0で勝利し、2回戦へと進んだ。

整列する選手たち

 2回戦の相手は今大会の優勝候補東海大。立ち向かうメンバーは一回戦と少し変わり、先鋒・田中、次鋒・菅本、五将・薬丸、中堅・内田(法4)、三将・瀬戸(社3)、副将・永竿、大将・高井。

真剣な眼差しを見せる内田

 先鋒田中は巴投げをかけられ惜しくも敗れ、続くはチームを昨年から牽引してきた次鋒菅本にかかる。しかし抑え込みで相手に一本取られてしまい、続く五将薬丸も小外刈りで二点目を許す。中堅は菅本同様昨年から副主将を務め、チームを引っ張ってきた内田。しかし流れをつかむことができずに指導を取られ、反則負け。続く三将瀬戸、副将永竿は連続で寝技をかけられ、大将高井は反則負けで0-7と完敗した。

試合後集合した柔道部

 内田は「後輩にかっこいいところを見せたかった。しかし誰一人優勝候補相手に臆することなく戦ってくれた後輩たちには尊敬と次の大会から期待している」と後輩への思いと活躍の期待を募り、4年間に終止符を打った。今大会は二回戦敗退という結果に終わったが、4年生の思いを受け取りさらなる飛躍を誓う。(文責・早川京、写真・早川京、藤田桃江)

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