軟式野球部
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【軟式野球部】接戦制し5連勝でリーグ戦を折り返す

TEAM R H E
同志社
公立大

2024年度関西六大学軟式野球連盟春季リーグ戦

 4月29日、寝屋川公園第1野球場(大阪府)で2024年度関西六大学軟式野球連盟春季リーグ戦が行われた。同志社は公立大と対戦。8回まで両者無得点と手に汗握る投手戦を制し、1-0で白星を飾った。

 今季2度目の対戦となる対公立大戦の先発マウンドを託されたのは鈴木(経2)。「前回登板したときより良い投球にしよう」(鈴木)とテンポよく投げ込み、好調な立ち上がりを見せる。走者こそ出したが、二塁すら踏ませず冷静に凡打の山を築き上げた。「自信を持って投げられてよかった」(鈴木)。前回登板の対甲南大戦では3回途中3安打5失点で降板。今試合では捕手大和(経2)とともに修正を果たし、5回1安打無失点と公立大打線をねじ伏せた。

先発の鈴木

 6回からは唐木(政策3)が登板。先頭にいきなりヒットを浴びるなど苦しい立ち上がりとなったが、後続を断ち切り無失点に抑える。「(大和)剛侑に助けられながらうまく修正できた」(唐木)。その後も3人で斬る好投を披露し、打線の援護を待った。

2番手の唐木

 一方の打線は再三の好機をつくったが、8回まで無失点に抑えられる。「試合を優位に運ぶはずが、前回よりも厳しい展開になった」(島田・スポ3)。投手陣の踏ん張りに対し何としてでも点が欲しい9回、ついに均衡を破った。先頭の吉岡(GR4)がレフトフェンス直撃の二塁打で出塁すると、代打斎藤凱(スポ2)がバントで送って1死三塁。最終回にして訪れた絶好機で、吉原(スポ3)に打席が回る。初球、真ん中の真っすぐを芯で捉えた鋭い当たりが左中間を破り、これが決勝点に。「人生で一番調子が良い」(吉原)と満足げな様子だった。

決勝打を放った吉原

 「チーム全員で戦わないと一勝を取るのは難しい」(島田)。終盤まで無援護の中粘った投手陣を称えながらも、野手陣の課題を指摘。5連勝でリーグ首位を独走中の同志社だが、決して油断はできない。今日対戦する立命大との一戦で必ず勝利し、優勝街道を突っ走れ。(文責:金海彩夏、撮影:近藤真子)

 

(一) 丸本 9

(二)吉岡 6

(三) 中川 5

(四)吉原 D

(五) 大和 2

(六)島田 3

(七) 柳瀬 8

(八)淺田 7

(九)今門 4

P 鈴木

バッテリー

(同志社)鈴木、唐木ー大和

(公立大)大内ー杉本

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