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【剣道部】小倉組完結 想いは後輩へ

第72回全日本学生剣道優勝大会

 10月14日、第72回全日本学生剣道優勝大会がAsueアリーナ大阪で開催された。同志社は1回戦で敗退した。
 関西大会から約1か月。普段よりも厳しい練習を行い、「最後出し切ろう」(小倉・商4)とチーム一丸となり稽古に励んできた。初戦の相手は別府大学。地域連盟1位の強豪校ではあるが、練習試合を組んだ経験もあるため強い気持ちで挑んだ。先鋒は藤﨑(商2)に任された。「藤﨑の剣道はとても豪快で、練習を見ていた中で光るものがあった」(小倉)。そのため、関西大会とはメンバー構成を変え、藤﨑が起用された。終始攻めの姿勢を貫いたが、最後に面を取られ敗北。「もっと勝ちにこだわりたかった」(藤﨑)と悔しさをにじませた。

藤﨑

 続く北川(経3)、手島(経3)、渡會(法3)、橋本(スポ2)は引き分けが続く。そして副将には加藤(商2)が登場した。粘り強い試合を展開し、相手の反則を誘って勝利。

加藤

 すべては大将を務める小倉に託される。相手選手・森の研究を重ね、十分な自信を持ってコートに立った。しかし、一瞬の隙を突かれ面を取られる。その後もチャンスを作り出すことができず敗北。「狙えると思ったたところを突かれてしまった」(小倉)。1(1)―2(2)で全日本の舞台を去った。

小倉

 今大会を持って4回生は引退となる。「先輩後輩含めて100人以上の剣道部員と話してみて、価値観が変わった。楽しい4年間だった」(小倉)。1回戦敗退とはなってしまったが、主将の表情はすがすがしかった。

 まもなく渡會を中心とした新チームが始動する。「自主性や考える力を養えるようなチーム作りを行い、関西優勝、全日本優勝を目標に頑張りたい」(渡會)。今大会の悔しさをバネに稽古を重ね、来年こそは頂点を狙う。(文責・村川愛実、撮影・古川亜依)

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