9月18日、同志社大学京田辺キャンパス弓道場(京都府)で令和4年度男子リーグ戦第2戦が行われた。京大との一戦は117-92で今リーグ初勝利を収めた。
メンバーは前立に東本(スポ4)、三隅(商4)、鈴木(法3)、宮之原(スポ3)、後立に三谷(文2)、田路(法2)2、鞆津(文情2)、窪田(理工4)の8人。また5立目からは山根(文情2)が交代で入った。
前回は大差で負けてしまい、それを払拭すべく挑んだ今試合。1立目から前立の東本と宮之原が皆中を収め、14中と好調な滑り出しを見せる。後立も11中とまずまずのスタートを切った。
続く2立目では、大前の東本が1本目を外してしまうもすぐに修正しこの回3中。そして三隅、鈴木、宮之原の3名が皆中をし、15中と高得点を叩き出す。後立でも鞆津と窪田が皆中を収め、チームとして流れに乗っていく。
しかし3立目以降、台風接近の影響により、風が強まってくる。「引いてる時に風に煽られて体が動いたりする」。(東本)そんな中でも前立では東本、三隅、鈴木が、後立では窪田が皆中し、悪天候を感じさせない。
4立目も前立は安定感を見せ、東本と宮之原が皆中を収めるが、ここから後立が崩れ始める。この回8中まで低下し、5立目では7中と点数が落ち込んだ。前立は5立目でも東本と鈴木が皆中。最後まで集中力を切らさなかった結果、117-92で勝利した。また個人では東本が20射中19中、鈴木と宮之原が18中と良い結果で終えた。
安定して引き切れた前立と課題が残った後立。宮之原は「後立がやっぱり崩れてしまうことがあるので、やっぱりそこをいかに崩れなく安定してできるかってのが大事かなと思います」と振り返った。団体として目指すは120中。次戦では個人としても全員が皆中を目標とし、勝利を目指す。(栗林真菜)