
第35回関西学生ラクロスリーグ戦
8月10日、第35回関西学生ラクロスリーグ戦第2節が宝ヶ池球技場(京都府)で行われた。同志社は神戸大と対戦。雨が降り序盤から相手を引き離し、22-5で圧勝した。
雨が降る中迎えた第1Q、序盤から相手を引き離した。ドローを制し、ボールを持った岩口(政策3)は相手ディフェンスのラインを突破。落ち着いてシュートを決め切り、先制に成功した。続いて白井(社4)も相手ディフェンス2枚を抜く華麗なワンでゴールに向かい、確実にシュートを決めた。その後もフリシューを決め、5得点を連取した。このまま無失点で1Qを終えたいところだったが、同志社はファールをしてしまいイエローカードでマンダウンとなった。ここから流れは変わり、相手の攻撃となった。2失点してしまい、5-2で終了した。

ドロー周りのグラボから始まった第2Q。白井がボールを奪い、勢いに乗ったままゴールへ向かった。そのままランで突き進み、シュートを決めた。開始3分、相手に隙をつかれ失点するも全員で守り切った。終盤には追い上げ、3連続得点に成功した。スコアは9-3で試合を折り返した。
岩口がドローを奪い始まった第3Q。開始45秒、34番西垣が正面から放ったシュートがゴールネットを揺らし、後半も幸先の良い立ち上がりを見せた。その後も西垣の勢いは止まらず、このクォーターだけで4得点をマークしチームを大きく後押し。岩口、伊吹(社4)、鴨河(GR2)、羽場も持ち味を生かしたクロスシュートで得点を重ねる。終盤にはゴーリー41番津田がナイスセーブもあり、この回は無失点で一挙8得点を奪い取った。

勝ち切りたい最終Q。開始2分、白井がロングクリアで相手陣地までボールを運ぶと、羽場が正面から放ったショットがゴールに突き刺さる。中盤に2失点を許すも、持ち前の修正力で立て直し、再び同志社ペースへ。残り6分には羽場が左サイドを切り込み20点目を奪取。その後も勢いは衰えず、最終スコア22ー5で快勝を飾った。

「スタンドもベンチも盛り上がっていて、チームが良い雰囲気で勝つことができた」(吉岡・社4)。リーグ戦第2節を圧倒的な実力で白星をつかんだラクロス部女子。次節に待ち受けるのは対関大戦だ。春の悔しさを晴らすべく、暑さにも負けず鍛錬を積み重ねる。(文責・撮影:津田花暖、益野瑛真)