ラクロス部(男子)
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【ラクロス部男子】新チーム始動も課題残る

2024 KANSAI LACROSSE OPEN

 3月9日、宝ヶ池球技場(京都府)にて2024 KANSAI LACROSSE OPENが行われた。

 新体制では初となる公式戦となった今大会。オフシーズン中には個人の技術向上に重点を置いて練習を重ねてきた。「各自頑張ってきたことをどれだけ出せるか」(太田駿・新商4)。チームの勝利のみならず、個人の練習の成果を確かめるべく挑んだ。

 1試合目では大経大と対決。前半に先制点を許すと、後半11分にも右上から相手のショットが決まる。さらにブレイクから一直線に攻め込まれ、またも1失点。調子に乗り切れず、0-3で敗北を喫した。

 流れをつかみたい久留米大との2試合目。前半はスコアが動かず、後半開始3分に88番梶崎(新政策2)が右上からショット成功。公式戦初得点となった。その後はリードを守り抜き、1-0で勝利。勝ちこそできたものの、「スタートから流れに乗れず、そこが一番課題に感じたところ」(太田駿)と振り返った。

ハイタッチする梶崎

 この日最後の対戦相手は関大。前半開始3分、右上から逆サイドの36番福岡(新経4)へのパスで相手を欺き、先制点を奪う。しかし、相手も負けじと続けて2点を奪い、勝ち越しを許す。それでも福岡が正面へ回り込み、大胆なショットで試合を振り出しに戻した。

ボールを取り合う選手たち

 勢いは止まらない。後半開始2分、安永(新文情4)が敵陣正面から力強いショットを放ち、勝ち越しに成功。さらにその2分後にも得点すると、4-2で逃げ切り試合終了。3試合中2試合を白星で飾ることができたものの、「1回目の公式戦ということもあって、あまり手応えはつかめなかった」(太田駿)と課題を指摘した。

得点後に笑顔を見せる選手たち

 今年のチームについて、主将太田駿は「全員で戦う姿勢が持ち味」と一体感をアピール。前代である宮本組の系譜を確実に受け継いでいる。多くの可能性と伸びしろを秘めた太田駿組の成長を刮目(かつもく)せよ。(文責・撮影:金海彩夏)

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