5月22日、京都府立伏見港公園総合体育館にて、第22回日本拳法京都府民大会と第53回京都学生拳法リーグ戦が行われた。
同志社からは横橋(経3)新垣(商3)ソジョンビン(GC3)増岡(生命2)石原(理工2)山澄(経2)山中(理工3)湊本(商1)が出場した。
先に行われた個人戦では参段以上の部で新垣、段外の部で石原が優勝を果たし、続いて行われたリーグ戦では3位に入った。
新垣は1回戦、2回戦を2本先取で勝利し、迎えた決勝。接戦を繰り広げ、両者1本もとれないまま延長戦へ。緊張感が漂う中、1本を取ったのは新垣だった。面突きを決めて、相手に勝利。優勝を果たした。「優勝できたのは嬉しいが、まだ課題はある。」(新垣)と、さらに自身の技術に磨きをかけ、先を見据える。
石原は1回戦、2回戦を2本先取で終え、続く準決勝では同じく同志社の山中との対戦。「練習していたことが実践できた」。(石原)激闘を繰り広げるもこれを制し決勝に駒を進めた。決勝では開始20秒で押面を決め、そのまま2本目も取り優勝を決めた。
午後に行われた団体リーグ戦。1回戦は龍谷大学と対戦した。先鋒(湊本)、次鋒(横橋)で2勝するも、三峰、中堅で倒される。続く三将の山澄が1勝を決め、流れを変えたかったが、大将戦まで持ちこむ。大将を任された新垣は1本を先取する。しかし、「個人戦で優勝して完全に甘えてしまった。」 と、その後2本連続で取られて惜敗。
続く2回戦の対京産大は4勝2敗1分で勝利。
3回戦の対戦相手は立命館大学。接戦を繰り広げ、3勝3敗1分と並ぶも、本数差で惜敗。勝利には至らなかった。
「個人、団体戦通して、下級生が練習してきた自分のスタイルで勝てていたことが1番良かった。」(横橋)と、試合内容に手応えを感じている。
下級生の活躍が目立ち、チームとして実りある試合となった。今大会から得た大きな収穫を生かし、さらなる高みを目指す。(写真・文責 中田悠里)