準硬式野球部
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【準硬式野球部】2回に一挙7得点!コールド勝ちで明日の戦いへ

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
大阪公立医 0 0 0 0 3 0 0 3 3 2
同志社 0 7 1 0 2 2 12 13 1

令和6年度関西地区1次予選トーナメント大会

 5月3日、関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス第2フィールド(兵庫県)で令和6年度関西地区1次予選トーナメント大会Bブロック1回戦が行われた。同志社は大阪公立大学医学部と対戦し、12-3で大勝。終盤まで攻撃の手を緩めることなく、7回コールド勝ちで明日のBブロック準決勝へ駒を進めた。

 春季リーグ戦は私立大学を相手にわずか1勝に終わるなど、投打ともに振るわず4位で終幕。目標とする全国大会出場を果たすためには、関西地区トーナメントを勝ち上がらなければならない。1次トーナメントでは絶対に負けることが許されず、ブロック優勝校のみが2次トーナメントに進出。2次トーナメントで、2つの全国大会の出場権を巡る戦いが繰り広げられる。

先発を務めた杉浦

 今日の先発マウンドを託されたのは杉浦(理工3)。「序盤の流れをつくることができて良かった」(杉浦)と4回までパーフェクトピッチング。球数もわずか34球と大阪公立大学医学部打線を寄せ付けない。しかし5回、2者連続奪三振で2アウトまで追い込んだ直後に突如崩れた。死球や連打を浴び、3点を献上。「完封して欲しかった」(中谷・経4)。首脳陣はここで杉浦の交代を決断した。以降は景山(生命3)、中川(スポ4)が好救援。相手打線に得点を許さなかった。

話し合う(左から)杉浦、遠藤

 一方の打線は、2回に公式戦初打席となった廣内(スポ1)の右二塁打を機に、2死二、三塁の好機をつくり打席には児玉(スポ4)が入る。「自分のスイングをすることができた」(児玉)と2点中適時打を放ち先制点を挙げると、ここから同志社打線は止まらない。2番篠原(商4)、3番岡田(スポ4)、4番大和田(商4)と4年生の3者連続適時打も飛び出し、この回計7得点。打者一巡の猛攻でビッグイニングを演出し、試合の主導権を握った。

3打数3安打2打点の活躍を見せた遠藤

 さらに3回には児玉がライトフェンスを高々と超える右本塁打を放ち、追加点。「試合前から良い準備、良い考え方で臨むことができた」(児玉)。春季リーグ戦で打率0.455を記録した好調ぶりを今試合でも見せつけた。5回にも新1年生の遠藤(心理1)がこの日3安打目となる左適時打を放つなど、大阪公立大学医学部を突き放し完勝。終わってみれば12-3と危なげない試合で、明日のBブロック準決勝進出を決めた。

ベンチで迎えられる児玉

 「野球をやっていてすごく楽しいと思える」(遠藤)。期待の新戦力も躍動し、チームの雰囲気は最高潮。4学年が一つになり明日の対近大戦も一戦必勝で戦い抜く。(文責:髙橋惇太、撮影:伊藤愛梨)

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