TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
立命大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 4 | 10 | 11 | 1 |
同志社 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 9 | 3 |
令和4年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ
4月15日にわかさスタジアム京都で、関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ第5節2回戦が行われた。同志社は立命大と対戦し、2ー10で敗北。今季初黒星となり、開幕からの連勝が6で止まった。
先発は竹本が務めた。初回から得点圏にランナーを背負うが、宮本(経4)の好返球もあり、無失点に抑える。その後、2回から6回まで三者凡退に仕留め、立命大打線をわずか2安打に抑える好投を見せた。
しかし7回、安打や死球で2死一、二塁に。相手7番に右前適時打を放たれ1点を返される。このまま逃げ切りたいところだったが8回、安打や四死球、さらに味方の守備の乱れが重なり大量失点。7回までリードを守ったが、8回に踏ん張ることができなかった。
「単純に技術、実力不足が露呈したと思う」(竹本)。味方の失策やピンチの場面で気持ちの切り替えは瞬時にできたものの、試合後半でのスタミナ切れという課題が残った。だが、前半は練習で修正した投球フォームを心がけ、ナイスピッチングを披露。着実に進化を遂げている。
8回表途中からマウンドに上がった中川(スポ2)。悪い流れを断ち切りたいところだったが、9回、再び味方の失策が重なり次々と追加点を奪われる。気づけば4失点。ここで代わった髙井がこの回を抑えるも、2-10と大きく点差が開く結果に。
一方、野手陣は連勝を伸ばすため初回から奮闘する。先頭の向久保(商3)が安打で出塁すると4番坂根が適時打を放ち先制。5回、またも坂根が二塁打で流れをつくると、続く真鍋(スポ4)の適時打で1点を追加した。
しかし、同志社の反撃はここまで。5回以降は点を奪えず2-10と大差で試合は終了した。
「1つの守備の乱れから点差が開いてしまうことをみんな実感したと思う」(主将・真鍋、スポ4)。
試合終了まで、いかに流れを引き寄せ続けられるかが重要だ。今試合の敗北で全勝優勝の可能性は消えたが、部員全員気持ちは落ちていない。
同じく無敗記録を伸ばしていた関学大も第5節2回戦で初黒星を喫し、優勝の行方は直接対決で決まる。まずは、雨天延期となった関大戦で着実に勝利を挙げ、関学大戦へ大きく弾みをつけてほしい。
(文責:松井麻衣、撮影:丸山潤一郎)