準硬式野球部
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【準硬式野球部】9回に追い付き執念ドロー

TEAM R H E
阪 大 11
同志社 10 4

 令和4年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ

 10月5日、大阪シティ信用金庫スタジアムで令和4年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦第3節1回戦が行われた。同志社は阪大と対戦。9回、4番大和田の同点打で追い付き、6-6と執念ドローに持ち込んだ。

先発を務めた望月(スポ2)

 今日の先発を務めたのは望月。「三振をとって、試合をつくっていくピッチングを心がけた」と意気込むも、初回から先頭打者に四球を許すなど、制球の乱れから4回2失点。ここで先発としての役目を終えた。

この日が初登板の吉田(理工3)

 5回からは、初登板の吉田がマウンドに上がる。いきなり先頭打者に安打を許すも、捕手塩月(経1)の好守にも助けられ無失点に抑えた。だが、7回に守備の連携ミスで1失点。「ファーボール数の多さの改善と先頭バッターを出さないようにする」と今試合で浮き彫りとなった課題を語った。

エース竹本(文情3)

 8回に代わった中川(スポ2)が追加点を奪われ、早々にエース竹本へとバトンは託される。8回途中、2死二、三塁からの登板でも、落ち着いた投球でピンチを切り抜けた。しかし9回、先頭から綺麗にアウト2つをとったが、その後連打を浴び、2点を失う。「どこかで安心している部分があったと思う」。無失点で抑えることができず、エースとして歯がゆい登板となった。

同点打を放った大和田(商2)

 投手の粘りに応えるように、野手も奮起した。
 両者得点を重ね、3点ビハインドで迎えた最終回。何としても阪大に追い付くため、全員がつなぐことを意識した。四球や安打で2死二、三塁とすると、打席には大和田が入る。「チャンスが来ると思っていた」。仲間がつくった好機を無駄にせず、 打球を右前へ運び、同点に追い付く適時打を放った。さらに大和田が2塁へ進塁を試みたが、タッチアウト。今季初の引き分けで試合は終了した。

 「負けていないので、そこは前向きに捉えて明日必ず勝つということを大事にしたい」(主将井筒、スポ3)。
 惜しくも連勝を伸ばすことはできなかったが、9回まで闘志を燃やし続け全員でつなぐ野球を体現することができた。今日見つかった課題点と向き合い、次戦以降も全力で勝利を目指す。(文責・松井麻衣、撮影・丸山潤一郎)

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