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【軟式野球部】宿敵立命大に敗北喫し、全国大会へ一歩届かず

 10月5日、寝屋川総合運動公園第一野球場で行われた関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ最終戦。同志社は立命大と対戦し、0-4で敗北を喫した。

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 宿敵立命大を下し、全国大会への出場を決めたい最終戦でマウンドに上がったのはエース柴田(商3)。「今まで他のピッチャーが勝ってつないでくれたから、絶対抑えてやろう」と意気込むも、初回から右安打を浴び出塁を許した。その後、野手の打球判断ミスや犠打で1死一、三塁のピンチを迎える。無失点で切り抜けたかった初回だったが、続く打者にレフト方向への安打を浴びた。この間に走者が生還し、先制点を献上。その後も得点を許し、初回から2得点を奪われた。

力強い投球を披露(ひろう)する柴田

 反撃のチャンスをうかがう2回裏。期待のルーキー柳瀬(経1)がバッターボックスに立った。「初球を本気でやろう」と、外角甘めに入った球を捉え左二塁打を放つ。続く唐木(政策1)は犠打で1死三塁とし、柴田が打席に入った。なんとかランナーを返したい一心で、ファーストへ真っすぐを打ち返した。その間に三塁走者柳瀬が本塁をねらうもタッチアウト。チャンスをものにできず、この回を終えた。

二塁打を放った柳瀬

 その後2点を追加され、0―4で迎えた最終回。何としてでも挽回したい中、1死走者無しの場面で橋本(文2)が代打で出場した。「絶対に塁へ出てやろうと思っていた」。逆転する一心で必死にボールに食らいつき、センター方向へヒットを放つ。この一打に後続打線も続きたいところだったが、秋季リーグ戦防御率1点代の強力ピッチャーが立ちはだかる。初回からスコアボードに0を並べる右腕を最終回も攻略することはできず、試合は終了。宿敵立命大に大金星を挙げることは叶わなかった。

代打の橋本

 星野組から受け継いできた全国大会出場の夢をつかむことができず、今リーグをもって柴田組は終結。「(軟式野球部に入部したことに対して)一番いい選択をしたなと思います」(柴田)。惜しくも届かなかった大舞台への夢は次の世代へと託された。夢舞台への挑戦を止めることなく進め、軟式野球部。(文責:金海彩夏 撮影:杉本優衣)

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