8月6日、東部運動広場(山口県)で第54回西日本大学男子ソフトボール選手権大会1回戦九州共立大戦が行われた。同志社は6―1で勝利し、初戦突破を決めた。
先発を務めたのは山本(商1)。しかし、二死1、3塁で5番バッターを迎えたところで足首を捻挫してしまい、無念の降板となる。続いてマウンドを任されたのは鶴田(商2)。「急に交代でびっくりしたんですけど、バックが守ってくれるので打たせて取ればいいと思いました」。落ち着いた面持ちで登板すると、後続を断ち切り先制点を許さなかった。その裏の攻撃では、今度は同志社にチャンスが訪れる。先頭打者・桒田(商3)が安打で出塁すると、2番・牧雄(商3)の遊ゴロの間に進塁。続く圓座がフルスイングした打球はライトの頭上を越える先制の2ランホームランとなった。
3回裏。同志社は再びチャンスを迎える。前の打席で本塁打を放った圓座が2塁打で出塁。続く4番・髙橋大(文情4)も四球で出塁し、5番・樫本(商4)の犠打でランナーは2、3塁となった。続く神尾がさらにリードを広げる3ランホームランを放つ。「ちょっと高いかなと思ったんですけど、入ってくれて良かった。試合で打つのが初めてだったので、ベンチも喜んでくれてすごい嬉しかった。」これで勢いづいた同志社は、5回まで安定したピッチングと守備を見せ、相手打線に攻撃の隙を与えない。
6回表に連打を浴び1失点を喫するも、それ以外文句なしの試合内容で初戦突破を決めた髙橋大組。主将は「ベンチの雰囲気がすごく良くて、初回からずっと守りやすかった」と今日の試合を振り返った。2回戦の相手は昨年の西カレで敗北を喫した中京大。初戦の勢いのまま打線を奮起させ、昨年のリベンジ達成に期待がかかる。(文責・大西皐月、撮影・栗林真菜)
スタメン
1 桒田(三)
2 牧雄(遊)
3 圓座(左)
4 髙橋大(捕)
5 樫本(右)
6 神尾(DP)
7 近藤(一)
8 山本(投)
9 髙橋尭(三)
FP 清水(中)
バッテリー
山本、鶴田―髙橋大