9月6日、江坂テニスセンター(大阪府)にて2023年度関西大学対抗テニスリーグ戦男子1日目が行われた。対するは関大。全日本大学対抗テニス王座決定試合に出場するという目標に向け、初戦に挑んだ。

　ダブルスには鈴木(法2)・馬場(スポ2)ペア、大矢(GR2)・岩井(商1)ペア、毛利(商4)・山崎(商3)ペアが出場。競合相手に粘りを見せるも白星を挙げることはできなかった。

　第1ダブルスには鈴木・馬場ペアが出場。相手は関西学生テニス選手権大会でベスト4の実力者だ。果敢に挑んだファーストセット。ファーストセットは両者一歩も譲らぬ展開が続き、4-5まで迫るが、惜しくも4-6でファーストセットを落とした。続くセカンドセット。強い意気込みを絶やさず、攻めのプレーで序盤2-1でリードする。後衛同士のリターンボールに前衛が飛びつきボレーを決める戦術で得点を重ねた。しかし、試合終盤、相手の鋭いストロークに苦戦し4-6で敗北を喫した。

　第2ダブルスには大矢・岩井ペアが出場。序盤から相手ペースの試合展開に圧倒され、2-6でファーストセットを落とす。なんとか食らいつきたいセカンドセット。一気に1-4まで差を広げられるも、粘りのプレーで相手のミスを誘い、勢いを盛り返す。しかし、なかなか得点に結びつけられず3-6でセカンドセットを落とした。しかし第3ダブルスの毛利・山崎ペアも、健闘するが敗北。ダブルス戦は3戦全敗となった。

　一つでも白星を挙げたいシングルス。同志社からは毛利、福森(1)、三和(2)、大矢、山崎、吉川(1)が出場した。

　第1シングルには団体戦に出る唯一の4回生の毛利が出場。相手は関西学生テニス選手権大会ベスト4の実力者だ。同志社大学のエースとしてチームに流れを持っていきたいファーストセット。相手ペースの試合展開に苦戦し2-6でファーストセットを落とした。続くセカンドセットも主導権を握ることができず1-6で敗北した。

　中でも接戦を繰り広げたのは第4シングルの大矢だ。序盤からラリーを続け相手のミスを誘い6-1でファーストセットを取った。続くセカンドセット。主導権を握り、相手のショットが浅くなったところで積極的に攻撃し大差をつける。しかし相手選手が徐々に本領を発揮し始め5-4に迫られる。終盤には連続ポイントを許し、タイブレークにもつれ込んだ。相手の鋭く速いボールに対応しきれずに5-7で惜敗した。ファイナルセットは大矢の棄権により落とした。

　シングルスの結果は6敗。ダブルスと合わせると9敗で、白星発進は叶わなかった。次に控えるのは関西学院大学戦。今試合の悔しさを晴らし勝利を勝ち取りたいと意気込む。（木田恋菜）

【試合結果】
男子ダブルス
●鈴木(法2)・馬場(スポ2) 4 4○堤・岩本(関大)  6 6      

●大矢(グロ地2)・岩井(商1) 2 3○井戸垣・天野　(関大)      6 6

●毛利(商4)・山崎(商3) 3 1○中村・薦田(関大) 6 6

●毛利(商4)  2 1○中村(関大) 6 6

●福森(法1)  0 1○岩本(関大)    6 6

●三和(文情2) 1 3○井戸垣(関大) 6 6

●大矢(グロ地2)  6   0 0(RET)○堀川(関大)    　1 7 0

●山崎(商3) 1 0○堤(関大) 6 6

●吉川(文情1) 0 1○薦田(関大)    6 6