2024年度関西大学対抗テニスリーグ戦
9月14日、江坂テニスセンター(大阪府)にて2024年度関西大学対抗テニスリーグ戦女子4日目が行われた。対するは関大。昨年のリーグ戦1位の強敵相手に挑む。
ダブルスには菰方(スポ4)・久保(商3)ペア、山口(スポ3)・小畑(スポ1)ペアが出場した。
第1ダブルスは菰方・久保ペア。相手は夏関ベスト8とインカレ本戦出場の戦歴を持つ。ファーストセット序盤、2-1と同志社が優勢に思われたが、相手が息の合ったプレイで怒涛(どとう)の追い上げを見せ、2-6でファーストセットを奪われた。負けられない2セット目。久保が後衛でリターンし、菰方が前でアタックを決める戦法で先制点を取る。しかし、ドロップショットが決まらないなどミスが続き、2-5まで追い詰められた。「ここで終われない」(久保)と気持ちを立て直した中盤戦。着実にポイントを積み重ね、流れに乗った同志社は5-5でデュースにまで持ち込む。しかし、惜しくも5-7で敗北を喫した。
第2ダブルスには山口・小畑ペアが出場。序盤から試合の流れを相手に掌握され、1-6でファーストセットを落とす。勝負の行方を決めるセカンドセット。どうにかペースを取り戻したい同志社であったが、0-3で相手のリードを許してしまう。その後、ネットギリギリのサーブなど鋭い攻撃を試みるも勢いを盛り返すことができない。1-6でセカンドセットも落とした。
シングルスに勝敗が掛かった関大戦。同志社からは藤本(スポ1)、尾山(社3)、南郷(スポ2)が出場した。
第1シングルに出場するのは1回生の藤本。相手は全日本学生テニス選手権大会優勝の実力者だ。ファーストセットは始まりから相手ペースの試合展開に。かろうじて点を獲得するも2-6で奪われる。続くセカンドセットも長いラリーで粘るも、崩れた隙をつかれ3-6で敗北した。
第2シングルには尾山が出場。出だしから相手の勢いを止められず1-6で1セット目を終える。続くセカンドセット。1セット取り返したいところだが、相手ペースの試合は続き、ファーストセットと同じ展開に。1-6で試合は終了した。
第3シングルには南郷が出場した。相手に続けて5点獲得されてしまう苦しい状況に。ギリギリのところで2点取り返すも、2-6で2セット目に続く。3-4の場面でネット間際のサーブを打つなど強気に出るも、相手も攻めの姿勢を崩さない。3-6でセカンドセットも取られてしまった。
ダブルスとシングルス、合わせて5敗と強豪関大には及ばなかった。次に控えるのは園田女子大戦。今リーグ戦最後の試合である。「最後はしっかりと勝って終われるように頑張りたい」(菰方)と決意を固めた。
(文責・撮影 元永侑里)