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【テニス部女子】リーグ戦を3位の好成績で終える

2024年度関西大学対抗テニスリーグ戦

 9月16日、江坂テニスセンター(大阪府)にて2024年度関西大学対抗テニスリーグ戦女子5日目が行われた。対するは園田女大。今年最後のリーグ戦に一段と気合を入れる。

 ダブルスには菰方(スポ4)・久保(商3)ペア、山口(スポ3)・小畑(スポ1)ペアが出場した。

 第1ダブルスには菰方・久保ペアが出場する。ファーストセットは先制点を取り3-1になる好調な出だし。そのまま1セットを取るかと思いきや、園田女子大が徐々にペースを取り戻し4-3に追い込まれた。しかし菰方の攻めの姿勢、久保の後衛でのサポートが光り、6-3で相手を突き放しファーストセットを守り抜く。1セット先取を自信に2セット目が開始した。ここでも先制点を獲得し相手のリードを許さない。しかし、相手も負けじと攻撃を重ね、一進一退の展開が続く。5-4で迎えたマッチポイント。長いラリーの末、菰方のドロップショットが決まり勝利を納めた。

笑顔を見せる(左から)菰方・久保

 第2ダブルスには山口・小畑ペアが出場する。相手は4回生ペアでお互いに絶対に負けられない緊張感が走った。先制点は獲得するも、1-4と大きく差をつけられた中盤。小畑がアタックを決め、必死に相手に喰らい付いたが2-6でファーストセットを落とす。セカンドセットでどうにかペースを取り戻したい同志社。序盤は2-3と相手にリードを許す。その後は小畑の鋭いサーブで相手を崩し、山口が前でアタックを決める息の合ったプレイで4-3に逆転に成功した。しかしそのまま逃げ切ることができず4-6でセカンドセットも落とした。

サーブを打つ山口

 勝負の鍵を握るシングルス。同志社からは久保、藤本(スポ1)、菰方が出場した。

 第1シングルに出場するのは久保。相手は春関ベスト4・新進準優勝の戦績を持つ。1セット目は相手の攻めに押され園田女大優勢に。その後もラインオーバーなどのミスが続き、悔しい表情を見せた。2-6でファーストセットを落とす。セカンドセットも相手にコントロールされ返球に苦しむ久保。強いスマッシュで攻めの姿勢を見せ、中盤で5-2と大きくリードを広げるも、相手の追い上げの勢いを止められずデュースに続く。そのまま5-7で逆転勝ちされてしまった。

フォアハンドを打つ久保

 第2シングルには藤本が出場する。ファーストセットを6-4で制する順調な出だし。続くセカンドセットでは相手のサーブやバックハンドの攻撃に苦しみ3-6で落としてしまった。「心が折れてしまったけど、応援の人の励ましで気持ちを立て直すことができた」(藤本)。再起を図り、自分のペースを取り戻した3セット目。序盤を1-2で相手にリードされるも連続得点をあげ逆転する。粘り強いプレーを見せ、6-2で勝ち取った。

 第3シングルには主将の菰方が出場。デュースにまでもつれ込んだ接戦のファーストセットを7-5で制する。しかし2セット目で相手が勢いに乗り、3-6で落としてしまった。4回生の菰方にとって、このリーグ戦が最後の試合になる。その場にいた全員が見守るサードセット。ラインギリギリのフォアハンドを連発し着実に点を獲得するが、相手も負けじと点を取る。互角の勝負が続いたが最後は6-4で勝利した。

菰方を応援する部員たち

 結果はダブルスとシングルス、計3勝2敗で同志社の勝利。今リーグ戦全体で3勝2敗、最終順位3位と大きな成果を挙げた。このリーグ戦をもって4回生は引退となる。「来年はもっと先にいける」(菰方)と後輩にエールを送った。

(文責・元永侑里、撮影・髙橋舞衣)

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