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【テニス部女子】善戦するも勝利まで一歩届かず

9月6.7日、江坂テニスセンター(大阪府)にて2022年度関西大学対抗テニスリーグ戦女子3日目が行われた。同志社は関学大と対戦。一部残留をかけて、負けられない戦いに臨んだ。

ダブルスに出場する選手たち

初めにコートに立ったのは、小池(スポ4)・山口(スポ1)ペア。ファーストセットでは快調な滑り出しを見せる。山口の強烈なスマッシュや冷静なボレーが次々に決まり、中盤まではリードを守る。しかし、終盤に入ったところでサービスゲームをブレークされる。「ここぞという時に取れないのが課題」(山口)。そのまま連続でゲームを取られ、4-6でファーストセットを落とした。続くセカンドセット。1ゲームを先取したものの、流れは相手チームにあった。その後6ゲームを連続で奪われゲーム終了。攻めのプレーを見せたものの、勝利をつかむことは出来なかった。

ガッツポーズをする山口

第二ダブルスには、久田(社4)、渡辺(スポ3)ペアが登場。ファーストセットから互いにキープゲームを続け、どちらが先制してもおかしくない戦いが続いた。渡辺が相手のスマッシュを見事キャッチし、ネット際の打ち合いを制するなど、ナイスプレーを見せる。しかし、セット獲得には一歩届かず。5-7で惜しくもファーストセットを落とした。続くセカンドセット。序盤は相手リードの展開だったが、中盤に入り逆転を果たす。最後には久田がボレーを決めた。セカンドセットを獲得し、勝負はファイナルセットへと持ち越される。ここで一勝をあげたい同志社。しかし、中盤でサービスゲームをブレークされると相手チームが勢いに乗る。隙をつかれたボレーに対応できず、連続失点。1-6で最終セットを落とし、勝ち星獲得は叶わなかった。

ストロークを打つ久田

続くシングルスは雨天のため中断。翌日へと持ち越された。
最初に登場したのは菰方(スポ2)。前日時点の3-0から試合がスタートした。前日に引き続き、危なげなくファーストセットを獲得。続くセカンドセットでも順調にポイントを重ねていった。4-1までリードを広げ、そのまま勝利を決めるかと思われたが、ここで相手の反撃が始まる。連続でポイントを奪われ、ついに相手にリードを許してしまう。なんとか粘りを見せ、勝負はタイブレークへ突入した。山場を何度も潜り抜け、勝利を決めたのは菰方。最後はサイドラインぎりぎりにストロークを決め、7-6(5)でセカンドセットを獲得した。執念の一勝がチームに関学戦初白星をもたらした。

試合後感極まる菰方

S1で登場したのはエース渡辺。左右前後に振るフォアハンドストロークで相手を圧倒し、あっという間にファーストセットを獲得した。しかし、続くセカンドセットでは苦戦を強いられた。序盤にサービスゲームをブレークされてリードを許すと、中盤に一度逆転するものの、またもやリードを取られてしまう。連日の疲れも溜まりMTを用いながら戦うが、4-6でセカンドセットを落とした。勝負を決めるファイナルセット。流れは渡辺にあった。落ち着いて相手の動きを読み、着実に得点を重ねていく。最後まで流れは変わることなく6-1でファイナルセットを獲得。チームにとって二つ目の白星となった。

ストロークを打つ渡辺

しかし、S2の上田は粘りのプレーを見せるも敗北。2日間に渡る関学戦は、ダブルスと合わせて2-3で惜敗した。悔しさは残るものの、収穫の多い結果となった今試合。残る2戦は勢いを上げ、同志社らしい戦いを見せてほしい。【萩岡真生】

【試合結果】

女子ダブルス
●小池(スポ4)・山口(スポ1)  4 1 
○古田・高岡(関学大)          6 6

●久田(社4)・渡辺(スポ3)  5 6 1 
○藤田・堀江(関学大)        7 4 6

女子シングルス
●上田(GR1)   1 3
○藤田(関学大) 6 6

○菰方(スポ2)  6 7
●足立(関学大) 1 6(5)

○渡辺(スポ3) 6 4 6
●古西(関学大) 2 6 1

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