卓球部(女子)
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【卓球部女子】リーグ戦前半全勝で、後半戦へ

9月2~4日にかけて、京都市横大路運動公園体育館で令和4年度関西学生卓球秋季リーグが行われた。リーグ前半戦に行われた4試合全てで勝利を収め、リーグ優勝へ向け好発進を切った。

春リーグ戦、4年ぶりに優勝を果たした山本組。リーグ戦連覇を狙うべく、夏合宿では団体戦の練習や部員皆で話し合う時間を設け、より良いチーム作りを行ってきた。「絶対に優勝するという気持ちで挑む」(本井・スポ2)。さらに強くなり、帰ってきた彼女達の戦いが、今、幕を開けた。

初戦の相手は関大。1戦目ということもあり、緊張感が漂う中、主将山本(商4)が登場。圧巻のストレート勝ちで先制点を奪い、2番手へと託した。続く、竹村(商1)、三浦(商3)も3-0のストレートで勝利を収め、同志社の快進撃が続く。しかし、春リーグ全勝でリーグ戦を勝ち抜いたダブルスの津田(社3)・三浦ペアがまさかの0-3で敗北を喫す。5番手の本井は、点の取り合いが続き、第5ゲームまでもつれ込む展開に。苦しい表情を見せるが、「負けてもいいから自分の卓球をしよう」と気持ちを切り替え、11-6で勝利。激闘の末、3-2で白星を飾った。その後、6番手の津田が敗北するも、原田(商3)が大差をつけ勝利を収める。結果、5-2で関大から勝ち点をつかみ、リーグ戦初となる白星をつかんだ。

狙いを定める三浦

2日に行われた第2戦は大成蹊大との一戦。1番手の本井が攻めの姿勢で勝利をつかむと、2番手の野上(スポ2)もツッツキで相手を揺さぶり、鋭いスマッシュでストレート勝ちを決める。続く、原田の対戦相手は格上選手の皆川(大成蹊大)であった。「絶対に勝ってチームにいい影響を与える」。1ゲーム目、デュースにもつれこみ、激しいラリーが続く。しかし、原田の放った球は惜しくもコートにのらず、14-16で敗北を喫した。その後、激闘が繰り広げられ、第5ゲームまで持ち込まれる。両者一歩も譲らない対決は、粘りのプレーを見せた原田が3-2で勝利を収める。それによりチームにいい流れが持ち込まれ、ダブルスは苦杯を喫するも、その後、竹村と三浦が3-0のストレート勝ち。最終番手の山本も、ツッツキで穏急をつけ強い球を放ち、白星をつかむ。6-1で大成蹊大戦を締めくくった。

打ち返す山本
スマッシュを決める野上

第3回戦の近大戦は3日目に行われた。昨日、好プレーを見せた原田が、1番手で先制点を奪う。続く、2番手の本井は、1ゲーム目を先取するも、2ゲーム目を奪い返され、迎えた3ゲーム目。3点差離され、相手がマッチポイントとなるが、怒涛の巻き返しで10-10まで追い詰め、デュースに持ち込む。激闘の末、15-17でそのゲーム終了。4ゲーム目も奪取され、1-3で惜敗した。3番手の吉田(スポ4)も、1、2ゲーム目を奪われるも、形勢逆転を図り、3ゲーム連続で点を奪取。粘り勝ちで勝ち抜き、ダブルスへと託した。ここで、リーグ戦初のダブルスペアとなる山本・原田が登場。「原田は後輩だけど信頼できる部分が多くあり、楽しくダブルスが出来る」(山本)。「山本さんはいつも優しく声をかけてくださるので、ミスしてもすぐに切り替えれる」(原田)。練習から培ってきた信頼関係と、お互いを尊重したプレーを見せ、3-0のストレート勝ち。その後のシングルスは圧倒的な強さで相手を押さえ込み、6-1で近大に快勝した。

球を打ち返した原田
ダブルスの山本・原田ペア

第4戦目の相手は龍谷大。1番手の原田が、第3ゲームで接戦を繰り広げるも、押し切り3-0のストレートで勝利をつかむ。続く、竹村が相手に敗れるが、3番手の本井が圧勝で勝ち点をあげる。その流れを断ち切ることなく、ダブルスの山本・原田ペアも息のあったプレーで完勝。

5番手の松島(社3)が巧みな変化球で相手にチャンスボールを打たせ、スマッシュで仕留める。華麗な技を見せつけ、白星をつかんだ。続く山本が苦戦を強いられ、相手に勝ち点を献上するも、今リーグ全シングルス、ストレート勝ちを収めてきた三浦が最終番手で強さ見せつけ、5-2で龍谷大から勝利をつかんだ。

これまで全勝と、好調な滑り出しを見せた同志社。しかし、リーグ後半戦に待ち受けるのは強豪校ばかりである。厳しい戦いとなるだろうが、春季リーグ優勝者としてのプライドをかけ、残りの戦いに挑む。王座を守りぬき、リーグ戦連覇を成し遂げよ。(西村早智)

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