バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】8連勝するも、課題残る

 5月13日、2023年度関西バレーボール連盟1部春季リーグ戦第8戦が行われた。同志社は神戸学院大を相手にセットカウント3-1で勝利した。

選手たち

 第1セット、序盤は拮抗(きっこう)するも中盤以降同志社が強さを見せる。平田(理工4)と仲佐(経済4)のスパイクが決まり17-15に。途中、金谷(心理2)がピンチサーバーとして出場する。その後も同志社の攻撃は止まらない。中村(商3)のサーブで相手を崩すと、4連続ポイントをとり25-17で第1セットを先取した。続く第2セット、仲佐に変わり大町(商3)がフルで出場した。中井(心理3)のスパイクで流れに乗りたいところだったが(8-6)、ブロックフォローのミスが目立ちポイントを追いかける展開に(18-20)。その後も相手の流れを断ち切ることができない。最後はダイレクトアタックを決められ22-25でこのセットを落とした。

ブロックをする左から中井、森川、宮坂

 何としても取りたい第3セット、序盤から宮坂(心理4)の力強いスパイクが相手コートに突き刺さり同志社がリード。その後も宮坂が空いたスペースを狙い、確実にポイントを取りにいく(10-6)。中盤、中村が相手の意表を突くツーアタックを決める場面も(17-13)。常にリードを保ち、25-20で第3セットを取り返した。「自分が決めてチームが(勢いに)乗れたらいいなと思っていた」(宮坂)。

スパイクを打つ宮坂

 取りきりたい第4セット、試合が動いたのは、中盤で決まった仲佐のスパイク(16-15)。ここで1歩リードした同志社は、仲佐のスパイクと平田のブロックで3連続ポイントをとる(21-17)。「自分の仕事は走って(チームを)盛り上げること」と語る平田は、その言葉通りコートを走り回りチームに活気を与えた。勢いに乗った同志社は、中井と森川(商2)のスパイクでマッチポイントに。最後は森川が高さのあるスパイクを決めて25-19でこのセットを制し、神戸学院大相手に3-1で勝利を収めた。

 平田は、「明日から重要な試合が続くのにこういう終わり方したのはもったいない」と悔しさを滲ませた。8連勝を成し遂げた一方で、課題が残った今試合。明日から強敵近大、天理大、立命大との試合を控える。現在同志社の順位は3位。明日の試合に勝てば優勝が見えてくる位置だ。近大戦では粘り強く食らいつき、一球一球に魂を込めろ。(渡邉柚果)

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