バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】大産大にストレートの快勝

 2023年度関西大学バレーボール連盟男子1部 秋季リーグ戦

 10月21日、近畿大学記念会館(大阪府)で2023年度関西大学バレーボール連盟男子1部 秋季リーグ第9戦が行われた。同志社は大産大相手にセットカウント3-0で勝利を収めた。

 大産大は、今年の春季リーグ戦で0-2から3-2の逆転勝利を収めた相手。今試合も絶対に勝ち切る気持ちで試合に臨んだ。

構える北川

 迎えた第1セット、序盤からエース宮坂(心理4)の攻撃が炸裂。7-7の場面では、ネットから離れた二段トスを打ち切りポイントを獲得した。中盤では中村(商3)のサーブで相手を崩しミスを誘う。さらにリベロの北川(理工4)が躍動。どこまでもボールを追い続け味方の攻撃へと繋げる。終盤はブロックでもポイントを重ね25-20で第1セットを先取した。続く第2セット、宮坂、中井(心理3)のスパイクで波に乗る。伊藤湧(心理1)のフェイントで一時は4点差まで引き離す。しかしタイムアウト明け、大産大も黙ってはいない。中盤以降はシーソーゲームが続く(20-19)も、宮坂のスパイクでセットポイントを取る。その後3連続得点を許したものの26-24で第2セットを連取した。

サーブを打つ宮坂

 「絶対に3セットで勝ち切りたかったから1から組み立て直した」(宮坂)。気合いを入れ直して挑んだ第3セット、大産大優勢の時間が続く(10-12)。しかし、その後中井の鋭角のスパイクが決まり弾みをつける。14-14の場面では、仲佐がこの日3点目のブロックポイントを獲得。得点してもクールな表情の仲佐だがこのポイントではガッツポーズを見せた。「いつもはワンタッチを取りにいって止まることはあるけど今日は止めにいこうと思って止まったからガッツポーズが出た」(仲佐)。ここから取って取られの展開が続いたが、仲佐のスパイクで25点目。最後は相手のスパイクアウトで26点目を取った。26-24で第3セットを獲得し大産大相手にセットカウント3-0で勝利を収めた。

笑顔を見せる仲佐

 今日の同志社は一味違った。1セット目から個々がそれぞれの役割を果たすことを最後まで継続。チーム目標である「喜」ぶことも沢山見られた。また、ストレート勝利は秋季リーグ戦が始まって以来初となる。試合後、主将の宮坂は「自分たちのペースで試合運びを3セットとも出来て、いい試合が出来たなという感じ」と笑みをこぼした。明日の大体大との一戦は、4年生にとって最後のリーグ戦。関西3位以上の称号を得るために全員が死力を尽くせ。【文責、撮影・渡邉柚果】

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