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~主将セレクション2023~ 【男子バスケットボール部】関西No.1チームへ

新体制が始まった男子バスケットボール部。忙しい練習の合間を縫って、主将の柏、新2回生の尾上と谷口が取材に応じてくれた。

・柏さんが今回谷口くんと尾上くんを対談相手に選んだ理由を教えて下さい。
:2人とも普段から仲良くて、谷口に関しては高校時代からなんなら小学生の頃から知ってるような関係で、僕の後を続いて神奈川の桐光学園から来てくれたってことで可愛い後輩なんで選びました。尾上に関しては昨年のリーグの貢献度もそうですし、日頃から一緒に練習したりして交流も深いので、この機会に是非尾上を知ってもらいたいと思って選びました。

・お互いをどのような人だと思いますか?
尾上:柏さんは今年からチームのキャプテンになって、昨年からもチームを引っ張る力がある人だったんでそこは全然不思議じゃないし、普段の私生活とか部活のコート外でも人を引っ張れるような、人の前に立てるような人だなと思います。谷口に関しては、結構ネジ外れてるようなやつで、言動とか行動がいろいろおかしいんですけど、バスケに関してはめちゃくちゃストイックで、一生懸命やってるなって、自分に妥協しない感じのストイックなタイプだなっていう印象があります。

谷口:柏さんは小学生の頃から知ってて、ずっと小中高大ずっと見てきて、高校が一緒ってのもあって、柏さんのことを尊敬とかしてなかったら同志社っていう選択肢はなかったと思うので、1番尊敬してますし、自分のなかでは兄貴です。尾上に関しては、中学の頃から知ってて、同級生だけどずっと尊敬しているプレーヤーで、大学で一緒になって、今ももちろん尊敬してますし、私生活も仲良くてマブダチって感じですね。

:谷口に関しては、みんなを巻き込んでいけるような選手だとずっと思ってるし、プレーは今から復活して見てもらえれば上手いってことは分かると思うます。あとは女からモテるなーって感じです。尾上はすごい身体能力が高いのに、能力まかせではなく、ちゃんと昨年の活躍を裏付けるような努力を日頃からしている尊敬している後輩の1人です。僕より早く体育館にいるのは尾上ぐらいですし、ちゃんと信頼を勝ち取るところから着実に昨年から力を付けてきているので、今年もその調子で頑張ってほしい。ポジション的には僕も被ってるところがあるので、僕の目標でもあるし、ライバルでもある。

・昨シーズン振り返ってどう感じていますか?
尾上:昨年は大学入って1年目のシーズンで、大学バスケの仕組みとかリーグ戦こととか、いまいち分かってなかったりしてて、僕は夏前まで下の方のチームにいて、試合に絡むような選手ではなかったので、試合とかも意識できてなかったのが前半の方。リーグ始まる夏ぐらいのときに試合にも出れるようになって、リーグ戦でもチーム自体は下の順位になってしまったけど個人としては1年間、3Pシュートを中心に、まだ改善点があるけどディフェンスとかも、大きく成長できた年でした。

谷口:5月ぐらいのときに怪我しちゃって8月ぐらいに手術して、ほぼ1年間チームでプレーする機会がなくて、個人的にはすごい悔しいシーズンでした。チームにも貢献できなかったのもそうですし、もっとチームにできることがあったんじゃないかなとか、悔しいとか後悔したシーズンでした。

:チームの基盤は昨年の主将である藤田さんを中心に上げてくれたんですけど、まだまだチームの力が足りてないなってところで、今年はチームの一体感出すことを中心に頑張っていきたいと思っています。個人的には、自分も捻挫癖があって、リーグ戦のときもプレーでチームに貢献することはできなかったので、今年はラストイヤーなのでバスケットボール選手としてもそうですし、主将としても関西NO.1を目指して頑張っていきたいなと思います。

・新チームの雰囲気をどう感じていますか?
尾上:新チームの試合に出ているメンバーは昨年からあんまり変わってないんですけど、キャプテンとか幹部の人たちが代わって、今年の目標が関西優勝で、昨年よりも高い目標を掲げているので、普段の練習のなかとかチームのルールっていうのをみんなより意識して練習とか普段の生活を送れているのかなと思います。

谷口:柏さんがキャプテンになってから、幹部中心にチームを変えていって、1人1人練習とかに対する意識とかも変わってきて、まだ自分は復帰できてないんですけど、外から自分が見てる感じだと結構昨年と比べて雰囲気も変わってきて、みんな関西優勝っていう目標に対しても理解しているので頑張っていて、チームも盛り上がっているので雰囲気は結構いい感じだと思います。

:バスケットボールに対する姿勢がみんな変わってきてると思ってて、それはいろんなところに現れてきている。1つは練習に対する姿勢。試合じゃなくても練習に真剣に取り組む、そしてなぜ取り組むのかっていう目的意識をしっかり持っている。その目的意識を持ってしっかり行動してくれるようになったなと思います。ただまだまだ1人1人の意識が足りなかったり、あとはリーグ戦だけではなく、全関西や西日本でも1つ結果を出すために、短い期間でチームを仕上げていくかってところが4回生中心にもうちょっと上げていく必要があるかなとは思います。

・今シーズンの個人の目標をお願いします。
尾上:昨年のリーグを通して3Pシュートが成長できて、学連が出してる3Pシュートのランキングで6位になったので、今年は1位を目指すっていうのと、ディフェンスが昨年の課題だったので、3Pとディフェンスの体力とか読みっていうのを強化してチームに貢献できるようになりたいと思います。

谷口:まずは復帰すること。これから怪我しないことが1番で、そのために体づくりとリハビリとかトレーニングをしっかりやる。同志社の特徴としてはFWが豊富なので、試合に絡めたら、それをうまく活かせるPGになりたい。高校のときはひとりよがりっていうか自分に欲が出ちゃったので、大学では同志社のFW陣を活かせるように頑張りたいと思います。

:リーグのときは試合にほとんど絡めなかったので、ライバルである尾上とかに負けずに、プレータイムを獲得して試合に出ることが1番。具体的には自分の強みであるシュート力であったりとか、自分は能力はないんですけど、戦術面を理解したりとか、チームのコミュニケーションの中心になれるように意識してプレーしていきたい。あとは、後輩たちにチームを勝たせるプレイヤーになってほしいと思っていて彼ら2人はバスケットが上手なので個人の活躍はできると思うけど、チームの勝利のために頑張ろうと意識していってほしい。
(取材:河場真世、聞き手:番匠麻衣)

左から尾上・柏・谷口

【プロフィール】
◆柏奏太
2001年9月27日生まれ。神奈川県桐光学園出身。身長175㌢。ポジションはSG。今年度主将を務める。スポーツ健康科学部4年。

◆尾上祐樹
2003年5月10日生まれ。新潟県開志国際高校出身。身長185㌢。ポジションはSG。商学部2年。

◆谷口律
2003年11月24日生まれ。神奈川県桐光学園出身。身長179㌢。ポジションはPG。経済学部2年。

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