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~主将セレクション~ 【自転車競技部】「基」盤をつくる1年に

毎日それぞれが目標に向かい練習に打ち込む自転車競技部。今回主将セレクション取材をオンラインにて行った。主将は遠征中という多忙なスケジュールの中、新チームの中核を担う3人に今季の展望を伺った。

 

ーー主将セレクションになぜお二人を選ばれましたか?

天野:飯田はまず副主将なので、また僕が遠征で京都、関西にいないことが多いので、いろんなことをやってもらってて、部の中心の存在だなと思ったのでとりあえず飯田を選びました。前田に関しては、前田ともう1人新2回生の子は強い子がいるんで、どっちでも良かったって言ったらあれなんですけど、僕と飯田が長距離で前田が短距離なので、どっちもいた方がいいかなと思って前田にしました。

 

ーーお二人から見た主将は?

飯田:自分から見た時に、とにかく部員一人一人に対して的確なアドバイスをしたり、指示を出したり、というのができる人間なので、その面に関しては尊敬するところが大きいです。

前田:部をまとめていただいているのはもちろんなんですけど、成績も部の中で1番ですし、言葉以外の場面で部を引っ張っていただいているというところが大きいかなと思います。

 

ーー今年のチームの雰囲気は?

天野:今まだ新1回生が来ていないのではっきりしたことは言えないんですけど、僕自身そんなに強制して「やれ!」っていう感じでやらせるのがいいと思っていないので、あくまで自主的にやった上で、結果が出てくるっていうのが1番いいと思いますし、本来部活ってそういうものだと思うので、そういう風に部員のみんなには言ってはいるんですけど、実際に自分で考えてわからないことはお互い相談してやるっていう雰囲気はある程度作れているのかなと思います。

 

ーーチームにとってどのような存在になりたいか

天野:僕は主将である前に選手なので、ちゃんと結果を残すということを目標にしたいです。今年は日本代表の活動もあって、インカレが出られない可能性があるので、自転車競技の全体の活動を通して、みんなにいい刺激になるような存在になれたらいいなと思います。

飯田:自分はさっき天野が言ったように、主将があまり部にいれない時間が多いということなので、その天野の代わりになれるように部全体をまとめられるような、結果を残しつつ、ミーティングとかそういう場面で、部全体を正しい方向へ持っていけるようにしていきたいなとは思っています。

前田:自分は後輩としても先輩としても立ち位置としていける立場にあるので、いいところとか悪いところとかを、気軽に指摘できる存在になりたいです。

 

ーー今後このチームをどのようにしていきたいか

天野:他の大学とはスポーツ推薦の枠があまり多くないので、正直団体種目を狙うというのはすごく難しいことだと思うんですけど、大学の部活の1つの目標として、団体種目というのは意識して欲しいなとは思います。ただ大学自体レベルが上がっているので、簡単なことではないと思いますけど、チーム競技やっていく中で、結果的に個人の力も伸びていって、個人競技で優勝するような結果の持っていき方があるといいのかなと思います。

 

ーー今年の自転車競技部の抱負

天野:それぞれがきちんと自分の力を設定して、その目標に向かってお互いに協力して、結果的に部全体の目標であるインカレの学校対抗総合入賞を達成していけるような、またその基盤を作れるような1年にしていきたいと思います。

 

今年の抱負は基本や基礎を大切にするという気持ちから「基」とした。あくまで自転車競技部の目標は学校対抗での総合入賞。しかしその前に全国レベルで戦えるだけの基盤が求められる。全国の強者たちを相手にどこまで成長を見せられるのか。それぞれが表彰台のより高い場所を目指して、勝負の1年を駆け抜ける。(林康陽)

 

オンライン取材の様子

 

プロフィール

◆天野壮悠(あまの・たけはる)

大阪府立千里高校出身。今年度主将を務める。商学部新3年。

◆飯田要次郎(いいだ・ようじろう)

熊本県•九州学院高校出身。今年度副将を務める。文学部新3年。

◆前田大騎(まえだ・だいき)

熊本県•九州学院高校出身。商学部新2年。

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