WEB企画
WEBPLAN

~主将セレクション2024~ 【スピードスケート部】さらなる成長を遂げ「躍」進する

 シーズンも終わりに近づく中、関西インカレで準優勝を果たすなど個人・団体ともに好成績を残しているスピードスケート部。まもなくシーズンオフに入り、来たる新シーズンでさらなる好記録を残すべくトレーニングに励む。今回、来シーズン主将を務める大久保、また同期として主将を支える佐野、2年生で入部し多くの成長を見せた山口の3人の選手たちが取材に応じてくれた。

(左から)野口、大久保、佐野

――主将さんから二人の紹介をお願いします

大久保:野口柊太君は2年生から入ってくれて、スピードスケートの経験があったのですごく成長スピードが速く、すぐに自分たちの力になってくれて。チームの底上げというか、そういう部分ではすごく貢献してくれているのではないかなと思います。佐野泰成君は、僕が入部したときに同期が2人だけだったんですけど、最初から僕よりも前を行ってて、モチベーションの高さやスケートに対する姿勢は部内でも1、2を争うくらいじゃないかなと思うので、そういう部分ではこれから部を引っ張っていく立場になるんじゃないかなと思います。      

―――二人から見た主将の印象は?                                  

野口:多分この3人の中では彼が1番しっかりしてるので、困ったことがあれば何でも頼りたいですし、スケートに関しても一緒に頑張っていきたいなと思います。

佐野:最初に入った時同期が2人だけで、どっちかが部長をやるんだろうなと思ってたんですけど、祐哉が部長になってくれてすごい安心というか、常に努力する姿勢を見せているし、その努力も正しい努力をただがむしゃらにやるのではなく、ちゃんと自分の知識や学んだことを生かしていて、自分たち部員に還元してくれるという所があるので、本当にいつも助かっていますし、頼りになる部長です。

――今シーズンを振り返って  

大久保:僕は佐野君より1個下の級から始まって、佐野君を追いかけるという所で柊太も入ってきて、中々柊太の成長スピードも速かったので僕自身は結構難しい立場ではあったかなと思うんですけど、今シーズンあとちょっと残っているのも含めて、だいぶB級には迫ってこれたのかなと、個人的には頑張った結果かなと思うので。ただまだやれる部分はあるなっていうのは、ここまでを振り返っても思うので。このシーズンをここまで振り返ってみると、去年よりも充実したシーズンを過ごせたのかなと思うので、残りも自分と向き合って見つめ合って、頑張っていこうかなと思います。

野口:全体的に通してみると、1年目にしては結構上出来なスタートだったとは思います。経験者とはいってもショートトラックは初めてだったのでとても不安だったんですけど、2人が部の中でも1番丁寧に教えてくれて、そのおかげで成長できた部分も大きいですし。でもやっぱりまだ自分自身大会とか出てもまだここやれたなとか、そういう反省点がとても多いので、まだまだ成長できる部分はありますし、これから部の中で会計という職に就いてそこも不安が大きいんですけど、頑張っていきたいと思います。

佐野:自分の中では去年と比べてタイムが上がってきて、滑りも結構上手になってきたんじゃないかなと個人的に思うシーズンでした。次の級も見えてきて、結構モチベの高い状態がずっと続いてるシーズンでもあったんで、ラスト1か月残ってるんですけど、このままの状態で行けたらなと思います。ただその中でもまだやっぱり試合を通して反省点が何個もあったり、練習後の動画を見ても「ここは直せるな」というポイントは全然まだまだたくさんあるので。卒業された先輩たちの背中をいつか抜けるくらいになれるように、残り1か月しかないんですけどしっかりと詰めるところを詰めて頑張っていこうと思います。

――今シーズンの反省も踏まえて、来シーズンの目標を漢字一文字でお願いします                                 

大久保:「躍」という文字を選びました。やっぱり今年関西インカレで2位を取れて、インカレもリレーでいいところまで行けてっていうので、やっぱりこれまでの部の歴史を振り返ってみても結果を残せた年だったかなと思うので。またその次の年はやっぱり期待もされると思うし、周りからもいい意味でプレッシャーがかかるかなと思うんですけど、そういうところで結果を出していくというのが1番難しいんじゃないかなと思うので、そういう部分ではもっともっと上に行ったところで躍進して、「これまでの中でもこの代凄かったね」と言われるように、躍進するチームにしたいなと思ったのでこの漢字にしました。

――二人から見てこの漢字についてどう思いますか

佐野:もう納得というか。監督も言われてたんですけど関西インカレ2位というのは多分今までになかった結果なので。また女子も3位で、男女ともに3位以内に入賞できたっていうのは凄いいい結果だったと思うので、これに慢心せずにこれ以上の結果を求めて躍進することは凄い重要なことだと思いますし、自分もそう思ってるので、すごくチームに合ってると思います。

野口:2人が言ってた通り今年の成績はとても良かったんですけど、1回生の成長もすごく早いので、慢心せずに文字通りやっていきたいなと思います。

――最後にチームと個人の目標をお願いします

大久保:チームの目標はインカレですね。インカレで総合3位以内を狙っていくというのは、4位と3位ではやっぱり違うし上位3校の壁を破っていくというのはなかなか難しいと思うんですけど、そこに挑戦していきたいなというのはあって。あとは関西インカレで2位をとれたんで、優勝を狙っていくというところはしっかりやっていきたいと思います。またリレーでは男子は2位以内、女子は3位以内を狙っていくというところは目標にしたいと思います。個人としてはインカレと関西インカレで入賞っていうところとA級取得というのを念頭に置いて、1つずつやっていけることをやっていこうと思います。

野口:チームの目標としては、今まで先輩たちが出してきた記録より上のものを残すことが1番かなと思います。また結果以外の部分で言うとちょっと先輩たちの力が大きかったので、このチームをまとめるというか、チームとしての一体感を作り出せたらなと思います。個人的な目標はA級取得にとどまらず、そこからまた自分のタイムを出していくのと、新4回生の先輩たちのタイムよりも速いタイムを出そうと思います。                

佐野:チーム全体の目標としてはインカレ3位以内っていうのと、今年関西インカレで2位を取れたんで優勝っていうのを目指していきたいなって思いますし、チーム全体の底上げっていうのも一緒に図っていきたいので、後輩への指導とかも今年よりもしっかり重点的にできたらなと思います。個人の目標は、次の級であるA級の取得と、とにかく誰が見ても綺麗と言われるようなスケーティングをすることです。

(聞き手・撮影:黒田周良)

◆大久保祐哉(おおくぼ・ゆうや) 2003年6月2日生まれ。兵庫県・三田祥雲館高校出身。スポーツ健康科学部新3年。本年度主将を務める。

◆野口柊太(のぐち・しゅうた)2003年1月22日生まれ。群馬県・新島学園高校出身。社会学部新3年。

◆佐野泰成(さの・たいせい)2003年8月4日生まれ。鳥取県・米子東高校出身。文学部新3年。

ページ上部へ