昨年、全日本選手権で優勝を果たした居合道部に、今年もフレッシュな1年生が加入。今回は溝脇、蒲地の2人が取材に応じてくれた。

ーー居合道はいつ頃始められましたか。
溝脇:大学に入ってからです。
蒲地:自分も大学に入ってからです。
ーーきっかけを教えてください。
溝脇:もともと武道系の部活に入りたいと思って部活を探していた時に条件が合ったのと、先輩が良かったからです。他の候補としてハンドボール部も考えていました。小学1年生から高校3年生くらいまで空手をずっとやっていて、その延長線上で他の武道もやってみたいと興味がありました。かっこいいかなと思ったことも理由の一つです。
蒲地:きっかけはもともと剣道をやっていたんですけど、剣道の中に木刀の稽古というものがあって、居合道も似たような感じだから好きになりそうだなと思って始めました。
ーー入部してから気づいたこと
溝脇:思ったより刀が重いことです。
蒲地:思っていたよりも動きがきつかったりしました。
ーー普段の練習で意識していることを教えてください。
溝脇:先輩からいただく指摘を直すだけじゃなくて、指摘の原因となっている部分は何かみたいなところを考えるようにしています。
蒲地:先輩が前で演武をしてくださっているので、それに絶対合わせるみたいなことは意識しています。一寸違わないような意識でやっています。
ーー今のご自身の課題を教えてください。
溝脇:僕の課題は大きく動くことは得意なんですけど、その分正確性に欠ける部分があるのでそこを上げることが課題だと思います。
蒲地:もともと猫背だったのが居合道を始めてもなかなか治らなくて、姿勢を矯正するというのが課題ですかね。
ーー居合道をやっていて普段に活かされている部分
溝脇:1番感じるのはやっぱり姿勢が良くなったなと思います。普段の生活で姿勢を正すというのができるようになりました。
蒲地:メンタルが強くなったというか、何事にも動じなくなったところはあります。
★共通質問
「憧れの選手」
溝脇:監督のブライヤーさんと去年までコーチだったOBの森さんの2人です。切りが大きくて、体幹とかもあってその2人が目標かなと思います。
蒲地:2年生の木村先輩に憧れています。圧倒的に強いのでその強さがほしいなと思っています。
ーー取材に快くご対応いただきありがとうございました！
(聞き手、撮影・小野理紗)
〇プロフィール
◆溝脇悠斗（みぞわき・ゆうと）
2004年4月30日生まれ。兵庫県立長田高校出身。172㌢・58㌔。商学部1年。
◆蒲地陽和（かまち・ひより）
2005年6月29日生まれ。札幌藻岩高校出身。169㌢・57㌔。法学部1年。