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~ルーキー特集~ 【弓道部】大型ルーキが新風もたらす

毎年多くの新入生が、道場の門をたたく弓道部。中でも、特に期待を寄せられているのが川口(商1)だ。4年生のエース、東本(スポ4)と同じ鳥取県立倉吉西高校出身。きれいな顔立ちと奥ゆかしい性格とは裏腹に、高校時代は休日最低150本もの矢数をかけ、徹底的に腕を磨いてきた。大学では入部早々関西選手権メンバーに抜てき。また、今月行われたインカレ個人予選では4射3中、一手皆中の好成績で一年生にして決勝進出を果たした。

関西選手権に出場した川口

そんな彼女が競技をはじめたきっかけは、憧れの先輩の姿に魅せられたこと。中学時代に励んでいたバレーを手放し、迷わず弓道へと転向した。その後才能は開花し、昨年は全国選抜大会で入賞。優勝を逃したものの、弓道の楽しさを再確認する機会となった。

大学と高校との違いは、礼儀。比較的自由だった高校時代と比べ、挨拶や言葉遣いにルールがあることに驚きを感じたという。「本当に皆さん優しくて、わからないことがあったらどんなことでも丁寧に教えてくださって、めちゃくちゃいい先輩たちだなあと思います」。入部当初は、大学の体育会に対する不安を抱えていたが、すぐに解消。厳格さと温かさを持つ部の雰囲気に、すぐに馴染むことができた。

弓道の魅力は、「精神面で鍛えられるところ」。他の競技と比べ、精神状態が結果に大きくつながるスポーツだからこそ、メンタル強化は外せない。練習を通して得たメンタルの強さが、普段の暮らしでも役立っているという。

「皆中者リストに載れるように一本一本しぐさとか作法を意識して丁寧に打てるようになりたいです」。憧れの先輩たちの背中を追いかけ、ひたむきに鍛錬を積む川口。この夏、全国の舞台で輝く彼女に注目だ。(濱田夏実)

★共通質問

「YOUは何しに同志社へ」

川口:部活しに!高校から部活を始めて、推薦をいただいたので同志社に弓道をしに来ました。

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〇プロフィール

川口瑞歩(かわぐち・みずほ)

2004年3月2日生まれ。鳥取県立倉吉西高校出身。趣味は絵を描くこと。162㌢。商学部1年。

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