~ルーキー特集~ 【アーチェリー部女子】挑み続け、さらなる高みへ
安定感のある行射と勝負強さが持ち味のルーキー関根。1年生でありながら、リーグ戦、王座にスタメンとして出場し、チームを鼓舞した。
高校からアーチェリーを始めたにもかかわらず、高校3年の夏に行われたインターハイでは女子個人3位の好成績を収めた。
大学入学後間もなく、リーグ戦に出場。強気な姿勢で先輩たちに食らいつき、常時上位3位に入り込む。さらには試合で自己ベストを更新するという勝負強さを見せつけ、圧倒的な存在感を放った。
その活躍ぶりは、6月に行われた王座でも見られる。1日目の予選グラウンドでは総合順位15位の好成績を収め、続く団体戦でも持ち前のテンポの良い早射ちで正確に的を射抜く。終始、高得点を出し続け、勝利に大きく貢献した。
関根は、アーチェリーの魅力を「練習をすればするだけ当たるところ。実力が見えるところ」だと語ってくれた。アーチェリーは自分自身と向き合い、自分自身と戦わなければならない競技だ。その努力を惜しまず出来ている関根だからこそ、出た言葉であろう。
「どんどん先輩たちに挑み続けて、先輩たちをも引っ張っていけるようになりたい」。果敢に挑み、躍進し続ける彼女の活躍に期待が高まる。(西村早智)
★共通質問「YOUは何しに同志社へ」
大学でもアーチェリーを続けようと思って入りました。同志社のアーチェリー部がか強いっていうのもあるし、同志社って名前がかっこよかったからです。後、自分にとって将来のメリットが色々あって、他の大学よりも同志社の方が成長していけるなと思ったからです。
○関根沙英(せきね・さえ)
2004年3月9日生まれ。岩手県・盛岡白百合学園高校出身。158㌢。スポーツ健康科学部1年。