【バドミントン部女子】チーム一丸となって勝利をつかみ取れ
春季リーグ団体戦、個人戦ともに勝利に貢献してきた新星2人を紹介する。
1人目は東美衣奈(商1)。東がバドミントンと出会ったのは小学校1年生。姉に誘われたことがきっかけだ。春季リーグ、先輩である播摩(商2)とダブルスを組み、団体戦では毎試合出場し、チームを勝利へと導いた。さらに個人戦でも激戦を繰り広げ、ペア結成からわずか2ヶ月で表彰台を飾る偉業を成し遂げた。彼女の魅力は長身を生かした力強いスマッシュと試合中でも欠かさない屈託のない笑顔だ。「ともなさん(播摩)に迷惑をかけないようにひたすらラリーを続けている」と長いラリーでチャンスを静かに待つ。上がった甘い球を決して逃さず、相手のコートに打ち付ける。彼女のスマッシュは誰にも拾えない。「どんな時でもバドミントンを楽しめる選手になりたい」と点が決まると必ず笑顔でハイタッチ。バドミントンを心から楽しむ気持ちが彼女のプレーに勢いづける。
そんな東の憧れの先輩は山部(商4)。個人戦の同校対決で敗れた相手だ。「試合に対する気持ちの持ち方が違った」と普段は部のムードメーカーであり、試合になると驚異の集中力を見せる山部を尊敬している。
2人目は梅田莉々子(スポ1)。梅田は年長の頃に家族の影響でバドミントンを始めた。愛知県ジュニアオリンピック強化選手であり、ジュニアナショナルチームにも選ばれた経歴を持つ。春季リーグ団体戦では第1シングルスプレイヤーとして同志社を引っ張ってきた。彼女の持ち味は正確なショットと勝負強さだ。ミスが許されない場面でも攻めの姿勢を見せ、コートインラインギリギリのショットを披露する。また、幾多の試合を勝ち取ってきた彼女はチームでも有数の勝負強さの持ち主だ。それでも、「礼儀正しい選手になりたい」と謙虚さと感謝の気持ちを忘れない。バドミントンに真剣に向き合う姿勢が彼女を強くしてきた。
梅田の憧れの先輩は奥寺(神4)。「自主練にも毎回参加し、自分に必要な練習を考えて練習を行っている」と語る。怪我を乗り越え自分の弱点と向き合い、日々努力を積み重ねる奥寺に憧れを抱く。
期待のエース東、梅田を迎えたバドミントン部女子。春から団体戦、個人戦ともに快進撃を見せる。次なる目標は9月に行われる西日本選手権大会で好成績を残すこと。夏の練習でさらに成長し、飛躍を見せること間違いない。(文責・待鳥桜子)
★共通質問
「YOUは何しに同志社へ」
東:バドミントン部の監督の村尾監督に声をかけてもらったからです。
梅田:もともと、就職して実業団を考えていたけれど、大学のバドミントンにも興味を持ちました。そこで、同志社大学の村尾監督に連絡したらぜひ入ってほしいと言われました。
◯東美衣奈(あずま・みいな)三重県・皇學館高校出身 商学部1年生
○梅田莉々子(うめだ・りりこ)愛知県・岡崎城西高校出身 スポーツ健康科学部スポーツ健康学科1年生