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~主将セレクション2023~ 【ワンダーフォーゲル部】縛られず自由に自然を楽しむ

 生死と隣り合わせの厳しい自然の中で果敢に挑戦を続けるワンダーフォーゲル部。今回は主将太田と、部員の原が主将セレクションの取材に応じた。

左・原、右・太田

――自己紹介

:新2回生で、年は太田さんと同じ年です。小学校高校までずっとサッカーやってて、大学ではワンゲルに入りました。出身が長野なので、自然とかを楽しみたいなと思ってワンゲルに入りました。

太田:僕は中高6年間バレーをやっていました。ワンゲルに入ったのは、空飛びたいと言ってる先輩が居たからです笑。この部活に入ったら空飛べるんだと思ったのが、入ったきっかけですね。


――原さんを選ばれた理由を教えてください。

:確かに聞いてなかったですね笑

太田:僕たちの部活は夏に全体で夏山に登って、冬は自転車班と冬山班という活動に分けるんですけども、僕は自転車班なので、直接関わってるのは夏山だけだったんですね。その夏山の活動の時に彼が主体的に1回生のみんなをまとめてくれて、また、冬山班として今季活動してくれたので、来年は彼がおそらくリーダーシップをとって部活を盛り上げてくれるだろうなと思い、彼を選びました。

――期待されてるということで?

太田:はい、そういうことですね笑


――新主将の印象を教えてください。

太田:前期の主将とは反対というか、前期の主将は物静かな方でした。太田主将は、すごいエネルギーに満ち溢れていて、この前も北海道をチャリで縦断しようとしていて、本当にワンゲルを盛り上げようとする気持ちが強くて、ワンゲルにぴったりな主将だと思います。しかも、仲間思いなとこがある人だと思ってます。


――去年(2022年度)はどんな1年でしたか?

太田:コロナが明けて長期合宿とかが解禁されて、初めての事ばかりだったんですけど、夏山に関してはほぼ全ての活動を成功する事ができて、久しぶりに海外遠征も行うことが出来て、2.3個前の世代に比べるとまだ本格的に活動出来てませんけど、それに近い段階で部の活動を戻すことが出来たということで、かなり飛躍の1年になったんじゃないかと思います。

――海外はどこに行かれたんですか? 

太田:スイスに行きました。スイスでトレッキングをさせていただきました。

:僕にとっては実りの1年で、やれることは全部やったという1年でした。ワンゲルは全体の活動のほかに、個人の活動もあって、例えば沢登りとかローワンっていって長い距離を歩く活動があるんですけど自分自身積極的に参加できて、ワンゲルを十分楽しんでるかなと思います。


――この1年どんなチームづくりをしていきたいですか?

太田ーーとにかく、ワンダーフォーゲルは縛られず自由に活動できることがメリットなので、個々がやりたいことをとにかく自由にできる環境づくりに励みたいです。


――今年の目標をお願いします。

太田ーー夏山に関しては北海道の大雪山系を10日間ぐらいで縦走すること、自転車に関しては不確定ですがヨーロッパの横断をチーム全体でやること、あとは今年できなかった北海道の厳冬期の縦断をやり遂げたいと思います。


――主将さんが今年大切にしたいこと、言葉を教えてください!

太田:「単位をとりつつ、安全に自由に自然を楽しむ」です。

色紙を書き込む太田

――理由は?

太田:まず単位に関しては自分自身取得可能数から大きく落としているので笑、来年はしっかりと勉強を頑張った上で、安全に自然を楽しみたいからですね。夏山とか、常に危険と隣り合わせなので、安全にということと、やりたいことを制限せず自由にやることを両立させたいと思います!!

 新型コロナウイルスの収束に伴い活動の幅を大きく広げ、飛躍の1年を過ごしたワンダーフォーゲル部。誰よりも自由に活動できる喜びをかみしめていた。ただ好き勝手に行動するのではなくあくまでも安全に。今日も部員たちは大自然へ足を運ぶ。

(聞き手・撮影 大嶽悠雅)

◆太田健佑

2003年2月22日生まれ。埼玉県・本庄東高校出身。今年度主将を務める。政策学部新3回。

◆原恭士郎

2002年7月24日生まれ。長野県・屋代高校出身。グローバル地域学部ヨーロッパコース新2回。

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