令和5年度西日本学生レスリング秋季リーグ戦
12月9.10日に堺市金岡公園体育館(大阪府)で令和5年度西日本学生レスリング秋季リーグ戦が行われた。同志社からは飯沼(商4)・奥村(社3)・志村(商3)・森本(理工3)・山本(商3)・内田(商2)・小泉(商2)・大北(経2)・安渡(理工1)が出場。4勝2敗で2部リーグ3位となった。
1日目の1戦目は対桃山学院大戦。
志村は61㌔級に出場。開始直後から果敢に攻め先制する。その後、相手の片足を持ち上げ連続で技決め、フォール勝ちを収めた。
奥村は70㌔級に出場。前半戦を6ポイントリードされた状態で折り返す。試合終了1分前に技を決められたが、体制を変え奥村もポイントを獲得。そのままローリングを連続で決め、9-8の逆転勝利を収めた。
山本は74㌔級に出場。試合開始直後から技を決め先制する。その後も終始相手を圧倒し、無失点のTスペリオリティ勝ち。
飯沼は86㌔級に出場。片足持ち上げバックをとり先制する。その後もバックからアンクルホールドを決め、8-0のフォール勝ち。
最終結果は5-2で同志社の勝利。
2戦目は対南九州大戦。
奥村は70㌔級に出場。相手をマット上に投げ倒しビッグポイントを獲得する。そのままローリングを決め、合計6ポイントのリード。その後片足タックルに入られたが、相手の背後に回りローリングでポイントを重ね10-0のTスペリオリティ勝ち。
山本は74㌔級に出場。相手を場外に出し先制する。その後バックから連続でローリングを決め、10-0のTスペリオリティ勝ち。
飯沼は86㌔級に出場。相手の片足を持ち上げ、そのままアンクルホールドで合計6ポイントをリードする。その後、2ポイントの追加点を獲得。試合開始から1分以内に勝敗を決め、8-0のフォール勝ちを収める。
内田は125㌔級に出場。前半戦、パッシブにより先制する。後半戦はパッシブにより失点したが、足を掴んだまま相手を場外に出し、2-1の判定勝ち。
最終結果は6-1で同志社の勝利。
3戦目は対関学戦。
安渡は57㌔級に出場。前半戦、バックを取り先制した。後半戦、失点するもそのまま攻め安渡も追加点を獲得。その後攻守が続いたが、隙を見つけマット上に倒す。終了20秒前に失点するも、終了間際に追加点を獲得し7-4で判定勝ちを収める。
小泉は65㌔級に出場。相手を抱え込んでマット上に倒し、2ポイントの先制。後半戦では、相手の体を回しながら倒す。そのままローリングを決めた。その後失点したが、12-5の判定勝ち。
飯沼は86㌔級に出場。試合開始から15秒後にバックからフォール勝ちを収める。
内田は125㌔級に出場。失点したが、1分間の間にビッグポイント獲得の大技を3回決め、12-2のTスペリオリティ勝ち。
最終結果は5-2で同志社の勝利。
4戦目は対帝塚山戦。
安渡は57㌔級に出場。相手を持ち上げバックをとり先制する。後半戦、攻めてきた相手を片足を掴み背後にまわり追加点を獲得。バッグから両足持ち上げアンクルホールド決める。その後失点したが、安渡も相手の背後にまわり4-10の判定勝ち。
志村は61㌔級に出場。試合開始直後に先制する。その後も技を決め、6-1で前半戦を折り返す。後半戦では相手のタックルを避け、そのままローリングで12-1のTスペリオリティ勝ちを収める。
最終結果は2-5で同志社の敗北。
2日目の1戦目は対関大戦。
安渡は57㌔級に出場。前半戦はバックをとり先制。3ポイントリードで後半戦を迎えた。バックからアンクルホールドを2回決め、合計6ポイントの追加点を獲得。1:32時にバックを決め、11-0のTスペリオリティ勝ち。
最終結果は2-5で同志社の敗北。
2戦目は対天理大戦。
奥村は70㌔級に出場。相手を投げ飛ばし先制する。その後、バックからローリングを2回決める。7ポイントリードで迎えた後半戦。追加点を獲得することはできなかったが、失点することもなく8-1で判定勝ち。
飯沼は86㌔級に出場。開始直後から果敢に攻め、バックからアンクルホールドをら2回決める。その後も連続で技を決め、10-0のTスペリオリティ勝ち。
最終結果は4-3で同志社の勝利。
秋季リーグ戦は2部リーグ3位で閉幕した。今月末に個人戦である天皇杯は行われるが、チームとして戦う試合は今大会が最後となる。主将の飯沼は「全員がベストを尽くしてくれた、後輩たちには感謝しかない」と語った。4年生の思いを継承し、来季こそは1部リーグへ。また、レスリングの最高峰の戦いである天皇杯には同志社からは飯沼、安渡、中川が出場する。「レスリング競技人生最後の大会、表彰台を目指して出し切りたい」(飯沼)。夢の舞台で戦う3人に期待が高まる。
(文責:番匠麻衣、撮影:金井莉子)